ビジネス

人と違う仕事がしたい人、人と同じ仕事がしたい人

株式会社シグマライズ、社長の斎藤です。

仕事をしていると同じ組織の中にもいろいろな価値観の人がいるなぁ。と思うことがあります。

自由に仕事がしたい、とか、責任ある仕事がしたい、とか、簡単な仕事がしたい、とか、自由に休みたい、とか、仕事に対して多様な価値観を持つ人が会社として1つの組織の中で働いていて、なんやかんやでうまくいっていたり、時にうまく行かなかったりします。

いろいろな人の価値観を鑑みて、それを組み合わせてチームを作っていくときに、まずは、タイトルにも書いた「人と違う仕事がしたい人」なのか「人と同じ仕事がしたい人」なのかで分けてみると組織作りの助けになるのではないかと思います。

「人と違う仕事がしたい人」というのは、自分しかできない仕事、もしくは、少数の人しかできない仕事がしたい人です。多くの場合、新しい仕事になります。

「人と同じ仕事がしたい人」というのは、自分以外の誰かができる仕事、もしくは、多くの人がやっている仕事をしたい人です。多くの場合、既存の仕事になります。

会社組織を例にとると、「人と違う仕事がしたい人」しかいない組織は、既存の仕事を好んで行う人がいないので、うまくいかないでしょう。同様に、「人と同じ仕事がしたい人」しかいない組織は、新しい仕事を好んで取り組む人がいないので、時代の変化で自社が提供しているサービスが社会に受け入れられなくなったら、経営を継続させることは難しいでしょう。

なので、組織の中に両者がバランスよく所属していることが重要です。

両者の割合は、会社における「新しい仕事」と「既存の仕事」の割合や、「少数の人が担当する仕事」と「多くの人が担当する仕事」の割合に応じて最適な割合が決まるはずです。

そして、「人と違う仕事がしたい人」はできるかぎり「新しい仕事」「少数の人が担当する仕事」に、「人と同じ仕事がしたい人」はできるかぎり「既存の仕事」「多くの人が担当する仕事」に割り当てた方が良いはずです。

多くの組織は、「既存の仕事」が多いですが、「新しい仕事」を重視していることが多く、「多くの人が担当する仕事」より「少数の人が担当する仕事」(例.管理職や専門職など)を重視していることが多いので、「人と違う仕事がしたい人」の方が組織の中での人数は少ないことが多く、また、評価が高い(報酬が高い)ことが多くなります。

組織構造としてはそうなるのですが、働いている個々人に目を向けてみると、その構造を認識した上で、どのように働きたいのか?を自覚した方が良いのだろうと思います。

自身の価値観が、「人と同じ仕事をしたい人」であれば、無理に人と違う仕事をしようとすることには苦痛が伴うと思いますし、逆も同様に、「人と違う仕事をしたい人」に多くの人がやっている仕事をさせようとすれば、嫌な思いをするでしょう。

自身の価値観を知って、仕事を選択した方が良いことになります。管理職になりたがらない人が増えてきているというニュースを見る機会が増えていますが、自身の価値観を知って、仕事を選択する方が増えている結果でもあるのかもしれません。

会社側の視点に立つと、一律に社員教育を施して管理職を目指してもらう。ということではなく、従業員の価値観に応じて教育を行っていくというのが好ましいのだと思います。

「人と同じ仕事をしたい」という価値観を持っている人に、今やっている仕事ができるという理由で、昇進をさせて「人と違う仕事」をやらせない方が良いですし、皆と同じ仕事で成果がでない人であっても「人と違う仕事」がしたいという人には、新しい仕事をしてもらった方が組織として良い結果が出る可能性があります。

昨今、価値観の多様化、働き方の多様化がキーワードとして取り上げられることが多いですが、まずはシンプルに「人と違う仕事をしたい人」なのか「人と同じ仕事をしたい人」なのかで分けて考えるだけでも、多様性に応じた組織運営ができるのではないでしょうか。

あなたは「人と違う仕事をしたい人」ですか?それとも「人と同じ仕事がしたい人」ですか?

自身の仕事に対する価値観を自覚するだけで、良い職業選択や働き方の選択ができるようになるのではないでしょうか。

〈文=株式会社シグマライズ 代表取締役社長 社会保険労務士 斎藤 清二(@saitoseiji0124)〉

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