ビジネス

『期待させること』の必要性

仕事をしていて、常々思うのが「期待させること」の重要性です。

営業活動は、お客様に我々のサービスを説明して、我々のサービスを受けた時に得られるであろう将来の利益を期待させる行為であり、「期待させること」ができなければ受注には繋がりません。

また、社内で仕事をする上においても上司にたいして業務遂行ができると「期待させること」ができればいろいろな仕事を任せてもらえますし、同僚に対して、一緒に協力して問題解決してくれると「期待させること」ができれば、一見、自分に関係無いと思われる仕事でさえも関わっていくことができます。部下に対して将来を「期待させること」ができれば、指摘したことを真摯に聞いてくれることになります。

仕事を離れても「期待させること」は重要です。

家族やパートナーに将来の成功を期待させ、友達に、一緒に飲みに言ったら楽しいだろうと期待させることで、人間関係もまた作られています。一緒にいてもつまらないだろう、将来的にもたいした人間にならないだろうと思われれば、あなたに関わろうとする人は少なくなっていきます。

「期待」には、①こちらから意図せずに相手がこちらに「期待する」といった「期待」。と、②こちらから意図して「期待させる」といった「期待」。の2種類があります。

①が受動的な「期待」なのに対し、②は能動的な「期待」です。②は目的のために相手に「期待させよう」という明確な意図があります。(営業活動であれば、我々のサービスを使って頂くために我々のサービスが良い物であり、お客様の役に立つと「期待させよう」という意図があります。)

期待をさせたのちには、次のステージとして期待に応える必要があるのですが、まずは能動的に周りに「期待」されるように企画し、行動することが必要です。「期待」がなければ「期待」に応えるチャンスすら与えられず、ただ、いつかくるチャンスを何もせずに待っているだけになります。(①の「期待」を待つことになります。)

「期待させること」、意図して取り組めていますか?

意図して取り組んでいるのであれば、その分、チャンスに近づいているはずです。

〈文=株式会社シグマライズ 代表取締役社長 社会保険労務士 斎藤 清二(@sigmarize)〉

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