接客業とは違うアルバイトを始めたい!フリーライターや在宅ワークに興味がある!このように考えている学生の方も多いと思います。何を隠そう、現在ライターとして活動している私も、学生当時はその1人でした!
大学4年時に長期インターンでライターを始め、社会人になった現在もフリーランスでお仕事をもらったり、広報/PRの業務にも繋がっています。学生の頃に、自分らしい働き方と出会えることは何よりの財産。そこで今回は、学生がライターを始める方法について、私の経験を元にご紹介していきます!
目次
- ライターの仕事について
- 学生がライターを始める方法とは?どのくらい収入を得られるの?
ランサーズなどのクラウドソーシングを利用する
アルバイトやインターンで始める
noteなどブログを始めてポートフォリオを作る - ライターにはどんな人が向いているの?
- まとめ
ライターの仕事について
まずは、ライターの仕事について説明していきます。ライターの役割を簡単にまとめると、文章というツールで相手に何かしらの発見を提供し、行動を促すことです。例えば私が書いているこの文章は、みなさんにライターの仕事について知ってもらい、始めるための選択肢を見つけていただくことが主な目的です。
就職先としては、出版社、webメディア、編集プロダクション、広告制作会社や代理店などが主流です。これらの業界でなくとも、企業の広報担当としてプレスリリースや自社メディアのライティングができる場合もあります。多くの企業には広報やPRの部署が存在するものなので、ライターという肩書きでなくとも、業務としては近いものを経験できます。
また、ライティングという手段を何のために使いたいかも大切です。コピーライターであれば商品やサービスを宣伝するという目的、記者であれば事実を正確に伝えるという目的があります。文章力の他にマーケティングの知識や取材力など、必要とされるスキルも異なるため、就職先を選ぶ時には自分の将来像をイメージすることも大切です。
学生がライターを始める方法とは?どのくらい収入を得られるの?
ここからは学生がライターを始める手段と月収の目安について、代表的なものを3つ紹介していきます!
ランサーズなどのクラウドソーシングを利用する
月収目安:500円〜20万円
一番メジャーと考えられているのが、「ランサーズ」や「サグーワークス」を代表とする、クラウドソーシングを使って始める方法です。未経験OKの案件もあるので、空き時間にお試しで始めてみるのもいいでしょう。ただ、案件の質や報酬についてはピンキリです。安定したライティングスキルが身につくまでは、十分な収入を得るのは難しいです。しかし、自分で営業する、時給換算して業務効率をあげる、高単価の案件を目指してスキルを磨くなど、フリーランスの土台を育てるには最適です。自走することが得意な人にはおすすめの方法です!
アルバイトやインターンで始める
月収目安:5万円〜(週2の6時間勤務の場合)
ゼロから始める場合には、未経験を受け入れているインターンから始めるのが個人的におすすめです。私のライターキャリアも、ECサイトでの長期インターンからスタートしました。
一番のポイントは、時給の保証があるという点です。クラウドソーシングの場合、最終的にもらえる報酬は同じでも、執筆にかかる時間が3時間か6時間かでは、月の報酬に大きく差が出てきます。慣れないうちは予想の何倍も時間がかかるものなので、文字単価ではなく時給で報酬をもらえると安心です。
また、文章は客観的な意見をもらうことで磨かれていくので、行き詰まった時に相談がしやすい環境があると、成長スピードも早いです。
noteなどブログを始めてポートフォリオを作る
月収目安:0円〜15万円(アフィリエイトや有料記事設定)
仕事ではなく、自分の書きたいことから始めてみる方法もあります。趣味感覚で気楽にスタートできるところがいいです。アフィリエイトという広告収入や、noteの有料記事設定など、その気になればお金を稼ぐことも可能です。
個人ブログのスタート時に意識するといいのが、「noteのフォロワー100人を目指す」「本のレビューを毎日書いて、本屋のwebサイトに寄稿する」などといった、何かしらの目標設定です。仕事としてライターを目指す場合には、定量的な結果を出すことが求められるからです。
ブログの読者数や閲覧数が伸びれば、それは実績としてみてもらえるので、ポートフォリオにもなります。ポートフォリオとは、自分の実績や制作物をまとめたもので、就活時にも評価ポイントになる企業や職種もあります。フリーランスでお仕事をもらう時にも有利になるので、早いうちから作っておくと強みになるでしょう。
ライターにはどんな人が向いているの?
では、どのような人がライターに向いているのでしょうか。気になっている方も多いのではないでしょうか?こちらは個人の一意見ですので、参考程度に読んでいただければと思います。
3年間、仕事のための文章作成をして感じることは、以下のようなことです。
・相手の目線に立って考えられる
・徹底的にリサーチして、情報整理することが苦じゃない
・大学の論文、レポート作成が得意
魅力的な文章が書けること以前に、上記のような思考が求められると思っています。ただ、私は上述したことはほとんど苦手でした。むしろ、これらのスキルアップを目的に始めた節もあるので、今当てはまらないと感じた方にもぜひ挑戦してみて欲しいです!ライターのスキルは、他の職種でも生きてくる一生ものの技術なので、磨くことに損はありませんので。
まとめ
いかがだったでしょうか?色々とご紹介しましたが、筆者としてはインターンなどで始めることがおすすめです!慣れないうちは教えてもらえる環境と、決められた時給がある方が心が折れにくいです。また、文章は誰でも書けると思われがちですが、仕事にするためには複合的なスキルが求められます。無理なくスキルアップをしていくためにも、自分の書きやすいジャンルから始めましょう!
<文=中島なつみ>
ライターに関するインターンシップ
▼株式会社カレッジ・ウィル(編集・ライター)
一般の人向けに金融情報を分かりやすく提供する、金融メディアを運営する会社です。代表が元銀行員である経歴を活かして、分かりやすい情報発信を心掛けています。
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