就職活動・インターン

就活っていつから始めたらいいの?時期や年次について解説します!

大学生活も後半に差し掛かってくると、

「そろそろ就活始めた方がいい気がするけど、みんなはどうしてるのかな?」

「他社より選考の時期が早い会社があるって本当?」

「何から始めたらいいのかわからない…」 

などの疑問が浮かんでくる就活生も多いと思います。

本記事では、新卒採用における実際のスケジュールと、それに合わせた準備について解説します。しっかり準備して臨めるよう、本記事を読んで必要なことを理解しておきましょう。

早めに初めて損はない!

基本的に、時間に余裕のある方は、早めに始めましょう。

具体的にはスタート時期は3年生の初めです。そのころから少しずつ始めていくことで、その後の変更などにも柔軟に対応することができます。

余裕を持ってきちんと準備ができていれば、

  • 急遽選考スケジュールが前倒しに
  • 興味のある会社や業界が新たにできた
  • その他の生活を犠牲にする必要がなくなった 

など、さまざまなことに柔軟に対応することができるのです。

ぎりぎりに始めてしまうと、どうしても自己分析や自己理解が足りていなかったり、集めた情報量が不足していたりして、結果的にうまくいかなくなる可能性が生まれます。 

もちろん、志望する企業や業界が既に決まっている場合はぎりぎりでも何とかなるのかもしれません。
また、実際に働き始めてから、転職してやりたいことを見つけることも十分に可能です。

ただし、新卒での就職のチャンスは人生で1度きり。

その機会を後悔することなく終えられるよう、しっかりと時間を取って臨むことが大切です。

実際のスケジュールはどうなる?

余裕を持って準備することは大切ですが、具体的にいつから始めるべきなのでしょうか。具体的な時期や年次など、就活のスケジュールついて詳しく見ていきましょう。

2022年卒の就活スケジュール

2022年卒就活スケジュールは、前年度と変更がありません。政府の主導により、これまで通りのスケジュールが維持されます。

そのため、以下のようなスケジュールで進みます。

  • 情報公開、エントリー受付開始 : 2021年3月1日(学部3年の終わり)
  • 選考開始 : 2021年6月1日(学部4年の初め)

2023年卒以降も基本的なスケジュールが変わらないのであれば、学部3年生の終わりから、学部4年生の中ごろにかけて就活が進んでいくことになります。

このスケジュールに合わせるため、できれば3月の情報解禁までには以下の準備を終わらせておきましょう。

  • 自己分析
  • 業界、企業研究、OBOB訪問
  • インターンシップ参加

これらの準備にかかる時間は人それぞれ。もちろん早めの準備がおすすめです。
そのため、学部3年のはじめごろから少しずつ進めておくとよいでしょう。 

そして、情報解禁以降は、いよいよ選考に向けて動き始めます。
エントリーシートの作成や、面接対策など、こちらもやるべきことはたくさん。 

長い人であれば、1年ぐらいかけて就活を行うことになります。
途中で息切れすることがないよう、適度にリラックスして進めていきましょう。

就活スケジュールには例外もある

ただし、先ほど紹介したスケジュールは経団連が掲げる就活スケジュールに沿った場合の流れであり、実際は企業によって異なるスケジュールで動いています。

外資系企業を筆頭に、ベンチャーや一部の企業では、早い段階で選考が進んでおり、

  • 情報公開、エントリー受付開始 : 3年生の10月ごろ
  • 選考開始 : 3年生の12月ごろ

といったかなり早いスケジュールで進む場合があります。

そのため、学部3年生のうちに卒業後の進路が決まってしまう可能性があるのです。 

また、ここまで早くなくとも、6月1日よりも前に選考を開始する企業はかなりの割合を占めているようです。

気になる企業や業界の動向はこまめにチェックしておかなければなりません。

インターンにはできるだけ参加しておこう

就活の準備はできるだけ早く始めることをおすすめしてきましたが、その中でもインターンにはできるだけ参加しておくことをおすすめします。

自己分析や業界・企業研究はなんのために行うのでしょうか。
それは、自分が将来どのように働きたいかを明らかにするためです。

自分の内側に問いかけることや、本やネットから様々な情報を得ることももちろん大切ですが、働くイメージを作るにはインターンへの参加が一番です。 

基本的にインターンは下記のようなスケジュールで行われます。

  • サマーインターン : 学部3年生の6~9月ごろ
  • ウインターインターン : 学部3年生の10~2月ごろ

長期のインターンから、1日で終わるものまで、企業によってさまざまなプログラムが用意されています。

働くイメージがつかめるだけでなく、企業によっては本採用に直結しているなど、得られるものは多いため、少しでも興味のある業界や職種があればどんどん参加してみましょう。

下記記事では、インターンでできること、得られるメリットについて解説しています。

まとめ

新卒採用における選考スケジュールや、必要な準備について解説しました。

2020年は新型コロナウイルス流行の影響もあり、今後のスケジュールについては何かしらの変更が出てくる可能性もあります。

そのような状況でも、柔軟に対応できるよう、早めの準備を心がけましょう。

〈文=大作

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