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Linkedinとリクルートの対決あれこれ① 〜実現したらいいなと思う社会の話〜

どうもどうも。蛯名です。

ほうじ茶ラテを飲みながら書いていますが、あまり美味しさがわからない。笑

カフェが好きだといいながらブラックは飲めないし、カフェラテもけっこう甘くします。

自己紹介を小出しにしていくスタイル。

今回、書きたいのは自分が実現したらいいなと思う社会の話。

それはずばり、「働く人たちがプロサッカー選手のように、会社と対等に交渉しながら主体的にキャリアを形成できる社会」

うーん。なんだか分かりにくいので詳しく説明していきます。

そして、題名にあるLinkedinとリクルートの話は①では全く出てきません。笑

【目次】

1.サッカー選手の移籍の仕組みと、それに興味を持った少年時代

2.現在の日本の働き方への疑問

3.こんな風に働きたい

4.自分が思う、その社会の実現のために必要なこと

1.サッカー選手の移籍の仕組みと、それに興味を持った少年時代

なんか目次を書くとかたい感じになってしまったので、まずは僕の好きな本の紹介から。

『サッカー選手の正しい売り方』小澤 一郎 著

自分の書いている記事の中で何回も紹介してます。改めて見ると、なかなかすごい題名だなと思います。単純に表紙デザインが好きなんですよね。

本の内容は、海外挑戦する日本人選手が増えてにいるもかかわらずJリーグのクラブがそれによって儲けられてないことを実際の選手の例を挙げながら、その背後にある制度やチーム事情を解説していきます。

この本を読んで中学生ながら、日本人は道徳・倫理観が強いから、サッカー選手の移籍に関しても「人身売買」という印象を受けてしまうため、ヨーロッパのチームに出し抜かれてしまうんだろうなあと思ったものです。

とこの本を読んだことと、もう一つ小中高時代の遊びという二つの理由からサッカー選手の移籍のシステムに興味を持ちます。

それが

このゲーム。

『Wii FIFA09 ALL-PLAY』

サッカーゲームの中でウイニングイレブンではなく、FIFAをえらぶあたりに、自分のヒネくれをを感じますが、このゲームの中のキャリアモードにどハマりします。

キャリアモードというのがどういうものなのかを説明すると、自分が監督よりももっと大きな権限を持って、チームを運営します。

毎回の試合、選手の獲得・放出・契約交渉、財政の収支、ユースチームの運営など。

さまざまな呼び方をしますが、GM(general manager) というのが日本ではもっとも馴染みが多いのではないでしょうか。


GMについて扱った作品としては、これまた自分が大好きな

『マネーボール』

があります。これは市場の既存の評価基準を疑うことで成果を出すという点で有名でもありますが、自分はただ映画を初めて見たときに面白いと思いましたね。

本が原作としてあるのですが、通常版と完全版のどちらも読みました。笑

この作品についても詳しく書きたいですね。

話があっちこっちに飛んでますね。

FIFAに話を戻すと、

買って初めて遊んだ日に小学生の蛯名少年は、父親と出かけた先で

「FWの層が薄いから、市場に出てる選手を狙っているんだけど、あんまりいいのがいない。もしこのまま目星がつかないなら、ユースから引き上げることになりそう。」

とワクワクしながら話したのを覚えています。

そして、ノートに各選手の序列や市場価値を書き記したり、一人で実況解説しながら試合をしたりとどんどんのめり込んでいきました。

上にあげた本を読んだり、ゲームにのめり込んだりとする中でもっとも自分が楽しいと感じるのが、自分がチームを作っていくときです。

たとえば、

「自分のチーム陣容を考慮したうえで、どこのポジションに、何歳の、どの国籍の、どれくらいの値段の選手を獲得したらいいのか、またその資金のために誰を放出したらいいんだろ。はたまた、既存の選手の育成に時間を投資したらいいのか。」

などを考えるときです。実際ゲームの上では、そこまで考える必要もなく、ただ強い選手を獲ってくればいいんですが。笑

なので、マネーボールの中でもすきなのが主人公のGMであるビリー・ビーンがトレードで選手を獲得するために交渉する場面です。

そんな経験から、社会人の人と会うときに

「興味あることはなんですか?」

と言われたときに、

「チームビルディングや、組織開発ですね。」

とかっこつけて言っているわけです。笑

しかし、これでいいとも思っていて、いきなり、たとえば人材育成とか高尚なやりたいことってのは出てこないと考えています。

むしろ、過去に、特に子供の時に打算なく、ただ好きだからやっていたことをどれだけ抽象化できるかがやりたいことを見つける力だと考えています。

自分は子供の時の自分を知り合いの人が「natureとしての自分」と表現しているのが、素敵だなと思って、そう表現しています。

つまり、今の自分にも必ずあるnatureとしての自分を見つけることが興味のある分野を見つけるための大きな一歩だと思っています。

そんなこんなで、今回はまず自分がプロサッカー選手の移籍システムに興味を持った過去について書きました。

やべ!

移籍の仕組みについて全然話してない!

簡単に説明すると、プロサッカー選手はチームと契約を結ぶ個人事業主となります。

しかし、その契約している間にも他チームが所属しているチームよりも魅力的であったりすると(年棒を高く提示する、サッカーのスタイルが合う、そのチームの指導者に学びたいetc)、後者が移籍金(前者に残存の契約年数所属していた場合予測される活躍に値する金額)を払うことで、所属先を変えられます。

しかし、その所属先を変えられるタイミングはヨーロッパで言えば7、8月の夏とシーズン途中の1月のみとされています。その期間を移籍市場が開いている期間と言われます。

ただ、交渉に関しては年中行われております。それによって、現所属チームから高い年棒を要求したりするためです。

以上!

このあとに日本の労働市場との比較するときなどにまた補足できればと思います!

次回は自らが抱く日本の働き方への疑問を書こうと思います!

それでは足早にさようなら

そして人生は続く

〈文=早稲田大学 政治経済学部政治学科 2年 蛯名 健人(note, Facebook,ライター自己紹介記事)