就職活動・インターン

インターンにおけるマナーとは?気をつけたいマナー5点を紹介!

インターンに参加する際は、社会人としてのビジネスマナーが求められます。しかし、初めはどう振る舞って良いのか分からず、無礼を働いてしまうこともあるでしょう。そこで、これからインターンに参加する方に向けて、インターンで気をつけたいマナーを5つ紹介していきます。ビジネスマナーに自信のない学生さんは必見です!

インターンで気をつけるべきマナー5点

インターンに参加している間は、あなたも立派なビジネスマンです。そのため、社外だけでなく社内でも、ビジネスマンとしての立ち振る舞いが求められます。

インターンで気をつけるべきマナーは、以下の通りです。

・挨拶

・言葉遣い

・業務上のマナー

・コミュニケーション

・報告、連絡、相談

学生には馴染みのない内容も含まれるので、それぞれ詳しく解説していきましょう。

挨拶

社会人のマナーとして、一番大切なのが挨拶です。朝の「おはようございます!」と、退社時の「お先に失礼します!」はハッキリと伝えましょう。その他には、入室時に「失礼します」や先輩に何か尋ねる際に「お時間よろしいですか?」と伺うなどを意識しておきましょう。

企業としては、インターンに参加する学生のスキルや知識は、そこまで求めていません。むしろ、挨拶などの当たり前のことができるかどうかを重視します。また、仕事は他者とのコミュニケーションがとても大切なので、挨拶がしっかりできるだけでも、あなたの印象はグッと良くなります。

言葉遣い

学生にとって一番難しいのは、ビジネスシーンでの言葉遣いかもしれません。面接の練習はあっても、社会人としての言葉遣いを学ぶ機会はなかなかありません。筆者も、社会人1年目は上司や先輩から何回も注意をされました。

社会人の言葉遣いの基本は「ですます調」です。

「よろしくお願いします」、「明日ですか?」「メールを送信します」のようにですます調で話す癖を付けておいてください。

男性の場合は、一人称を「俺」と言ってしまうのもNGです。ビジネスシーンでは、「私」を使うのが適切です。

時間管理

業務をする上で気をつけたいのが、時間管理です。先方との約束の時間に無断で遅れるのはNGですが、早過ぎてもNGです。14時にアポイントを取っていたのに、早く着いたからと13時半にそのまま訪問してしまっては、先方の予定が狂ってしまいます。

約束の際は、早くても10分前、基本は5分前行動を心がけてください。

もし締切や約束に遅れてしまいそうな時は、なるべく早く連絡をすることでトラブルが回避できます。ただ、毎回約束や締切に遅れてしまうと信頼を失ってしまうので、注意してください。

コミュニケーション

普段のコミュニケーションでのポイントは、「小さなお礼」だと筆者は考えます。何か教わった時、何かしてもらった時、ミスを指摘された時、必ず最後に「ありがとうございます」と伝えてください。

これは、少なからず相手の時間をいただいたことに対するお礼です。これができない社会人も一定数います。だからこそ、あなたがお礼を伝えることで、しっかりしている人だと相手に伝わるでしょう。

また、相手の時間に配慮するという意味では、質問をする時の姿勢もポイントになります。分からないことがあるのは仕方がないことですが、すぐに質問をするのではなく、可能な限りは自分で調べてから補足をしてもらう姿勢が望ましいです。自分が何に困っていて、相手にどのような返答を求めているのかを明確にすることで、スムーズなコミュニケーションを取れます。

報告、連絡、相談

報告、連絡、相談は、学生には馴染みが薄いかもしれません。ですが、ビジネスシーンでは古くから「ホウレンソウ」と呼ばれ、重視されている考え方です。

頼まれている仕事が終わった時、何かミスをしてしまった時はその場で必ず報告します。直接仕事を教わっている先輩や上司にすぐに報告することで、時間を有効に使えたり、自体が悪化することを防げるからです。

「ミスを怒られるのが怖くて言えない」と感じる方もいるでしょう。ですが、後の工程でミスが発覚すると、修正に何倍もの時間と労力がかかります。企業にとっては、こちらの方が問題です。最初は誰でもミスをして成長していきます。あなたの目の前にいる先輩も通った道なので、ミスは隠さずに報告してください。

実際にあったマナー違反集

ここまで紹介してきたマナーは、人によっては当たり前なことだと感じるかもしれません。しかし、「分かる」と「できる」は違うものです。インターンで失敗しないために、実際に起きたマナー違反を一部紹介していきます。

時間を守らない

・集合時間に遅れた上に連絡がない

・約束時間ギリギリにメールで遅れると連絡する

約束を守れないのは社会人として致命的と言えます。

また、メールでの遅刻の連絡は、直前に限っては不適切と判断されるでしょう。メールはすぐに見てもらえるとは限りません。遅刻などの急ぎの要件は、必ず電話で行ってください。

間違った敬語を使う

敬語と言っても、その中には丁寧語、尊敬語、謙譲語があります。これらの使い分けですが、正直言って難しいです。

例を挙げるとキリがありませんが、上司やお客様に対して、絶対に使ってはいけない敬語を3つだけ紹介します。

・「ご苦労様です」

・「了解しました」

・「ご一緒します」

上記を訂正すると、以下のようになります。

・「お疲れ様です」

・「承知しました」、「かしこまりました」

・「ご一緒させていただきます」

敬語については、世の中の多くの社会人が、間違えに気づかず使っているパターンが多いのが現実です。最初から完璧に使いこなすのは難しいですが、上司や先輩の話し方に意識を向けて、積極的に学んでみてください。

まとめ

今回はインターンのマナーについて細かく紹介しましたが、「相手の目線に立ってみる」ことで、適切な言葉選びや対応ができるものです。自分が先輩の立場だったら、どんな振る舞いが嬉しいか。それを自問することで、社会人としてしっかりした立ち振る舞いが身についてきます。

自分で予習できる部分は予習をし、失敗をしたら素直に訂正することで、誠実な気持ちは伝わります。インターンでの時間を有意義にするために、「社会人としての理想のあなた」の在り方を考えてみてください。

<文=ユザワヤスヒロ

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