就職活動・インターン

就活の体験談 – 失敗例から学ぶ「やっておくべきこと」

今回は筆者の就活における体験談を紹介します。筆者は新卒時を含めて3度の就活を経験しており、たくさんの失敗や後悔があります。そんな失敗例からは多くの学びがありました。本記事では、その経験から筆者が考える就活を行う際に「やっておくべきこと」について、筆者の2つの失敗事例を用いて解説します。これを読めば、筆者と同じ失敗は回避できます

アウトプットは必ず誰かに見てもらおう

新卒時の就活における後悔は、自分のアウトプットを他人に一切見せることなく進めてしまったことにあります。

・ESは本やネットの内容をなんとなく反映させて書く

・面接は頭の中でイメージトレーニングしただけ

・企業選び等就活の軸は特に定めていない

このような詰めの甘さが目立つ取り組み方をしていたのが、筆者の新卒時の就活。

友達と就活の話をすると、先輩にESを見てもらったり、面接練習を行っているという話もちらほらありました。しかし筆者は、それらを一切行いませんでした。理由は簡単で、他人の指摘を受けることが怖かったからです。そのため、誰にも相談することなく、一人で就活を進めました。ただし、実際にはそれなりに時間をかけていたため、”就活を頑張っている”という形に映っていたと思います。 

最後まで勘違いしていた就職活動

 筆者は友人よりも一足先に就活を始めており、出だしは好調、と一人満足していました。さらに、誰よりも早く1社目の内定を頂き、自分はなんだってできると思うようになります。1社目の内定後、第一志望群の会社を受験するため、内定を保留させていただきながら、数社の面接を受験しました。そのうち3社ほどは最終面接まで進むことになりました。

自分なりにしっかり準備し、全ての最終面接を受験しました。しかし、結果は全滅でした。最終面接まで進めなかった会社を含めると、かなりの数の面接に落ちたことになります。あれだけ準備したのになぜ?と、筆者の頭の中は疑問であふれていました。

独りよがりの危うさ

結果論にはなりますが、自分のアウトプットを人に見せることなく進めてきたのが敗因の1つだったのではと思っています。 指摘やアドバイスを受けるのを避け続けたため、何が良くて何がだめなのかをきちんと判断できていませんでした。今考えるとあのESはイマイチだったなとか、面接の受け答えはまずかったな、ということがいくつもあります

例えば、ある会社の2次面接で、面接官が明らかにうんざりした表情を浮かべているのが分かりました。恐らく、自分の話が長すぎることに対する態度だったのだと思います。会話を細かく区切って、キャッチボールを増やせば、雰囲気は変わっていたのかもしれませんが、当時の筆者にはどうすることもできませんでした。このようなことに事前に気付けるのか、気付けないのかで、結果は大きく異なってきます

事前に面接練習を行っておけば気づけたかもしれないな、と今になって思います。誰かに見てもらっていたら合格していたという保証はありませんが、第三者の目線はとても大切です。これから就活を行う方は、ESを見てもらうなり、模擬面接を行うなどして、アウトプットをどんどん他人と共有することをおすすめします。

入社後のポジションを明確にしておこう

内定を頂くのは素晴らしいことです。実際に働き始めることをイメージするのは難しいと思います。この部分の詰めが甘いと、筆者のように後悔することになるかもしれません。入社後のポジションについて、「こんなはずじゃなかった」と思ったことが何度かありました。ここでは、2つの体験談を交えて解説します。

ギャップを解消することが大切!

筆者は技術系社員として、メーカー企業に新卒で入社しました。

新規の設備開発がしたい!と意気込んで入社し、配属先も自分が望んでいる部署になり、毎日がとても楽しかったことを覚えています。しかし、新規設備の開発といっても、実際には設備の仕様を決めてメーカー(外注)に依頼するだけの仕事でした。

自分がにやりたかったのは、外注側の仕事だったのだということに、この時気付いたのです。開発がしたい、開発ができる、という言葉が独り歩きしてしまい、細かい業務まで確認することができませんでした。

実際に働いてみないとわからないことは多いですが、社会人の先輩の話を聞いたり、インターンに参加することで、少しでもそのギャップを解消することが大切だと思います。

細かいことであっても事前に確認しましょう!

新卒入社から数年後、筆者はあるメーカーに中途採用で入社(3社目)しました。前職では中小メーカーで開発の仕事をしていましたが、次の舞台は大企業。中小メーカーは業務範囲が広いのが魅力でしたが、大規模の案件に携わりたいと考え、転職しました。しかし、実際に入社し、配属されたのは開発部の中のあるチーム。

入社条件にも、配属先は開発部としか書かれておらず、細かいチーム分けがされていることを知らなかったのです。自分がやりたい仕事は別のチームが行っているため、非常にもどかしい思いをしました。このようなミスマッチが起きてしまうと、入社する側も、受け入れる側(会社)も、どちらにとっても良くありません。そのため、気になることは、どんなに細かいことであっても事前に確認しておきましょう

まとめ

筆者の就活での体験談から得られた「やっておくべきこと」について解説しました。

失敗から得られることはとても多いです。しかし、これを読んだ方には同じ失敗をしてほしくありません。

こんなはずじゃなかった!とならないためにも、これらの点についてきちんと意識して就活を進めていきましょう。

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〈文=大作

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