何か目的を設定し、達成しようとする時に事前に自己を知ることは重要です。
自分の好き、嫌いを知るだけでも好きな仕事が来た時にどのように仕事をすべきか?嫌いな仕事が来たときにどのように仕事をすべきか?そこをスタート地点にして考えることが可能になります。
好きな仕事は自分で行って、他者や部下への共有がおざなりになりがちですし、逆に嫌いな仕事は他人に任せて、いつまでたっても嫌いであり苦手な仕事になりがちだと思います。
自己を知るスタート地点は、原初的な「快」「不快」の感情を自分が何に対して抱くのか知ることです。
「快」「不快」から自己とその事物、事象との関係性が分かってきます。関係性が分かれば、その関係性の中で目的を達成するための最善の方法が出てくるはずです。
私が言いたいのは「快」「不快」の感情を知り、「快」と感じることだけをやり続けろということではありません。目的を達成するため、または仕事を効率良く行うためには、「不快」と感じることもやる必要があり、自己を知っていれば「不快」と感じるがやらなくてはならないことに対しどのように取り組んでいくべきか考えることが可能になります。
人生の目的を設定し、それに向かって取組む際に、自己を知らなければ、どのようにその目的に向かうべきか方法を選択することは難しいです。
自己を知るという時に、自分が持っているスキルや経験をイメージする人が多いと思いますが、自分のスキルと同じように、自分が事物、事象に対して抱く感情も知っておく方がより、目的達成に近づけると考えています。
私自身、結構、感情から自分自身を知り、それを活かして仕事しているような気がします。誰にとっても良い考えかは分かりませんが仕事や人生に行き詰まりを感じる人は、ちょっと視点を変えて感情から自己を捉えなおしてみてはどうでしょうか。新しい気づきがあるかもしれません。
〈文=株式会社シグマライズ 代表取締役社長 社会保険労務士 斎藤 清二(@saitoseiji0124)〉
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