こんにちは。こんばんは。
今回は僕の好きなものについて書いてみます。
それはエッセイです。
エッセイとは、
https://ncode.syosetu.com/n0942fn/
調べたら、1番最初に出てきたページを載せてみました。
日本語で言ったら、「随筆」。
枕草子とかが思い付きますよね。
明確な定義というよりは、物事に対して観察をして、深い考察を加えた日記のようなものみたいです。
今回の記事では、まず僕のおすすめエッセイを紹介して、そのあとになぜ僕がエッセイが好きなのかを書こうと思います。そして、最後に僕がエッセイを書くとしたら、というテーマで書いてみたいと思います。
好きなエッセイ
ここでは僕が今まで読んだ好きなエッセイを紹介します。
この本は早稲田の古本屋で滞在時間2分くらいでしたが買った本。当たりでした。内容は、自分もよく知らないのですが、戦前に生まれた作家の方の話です。母親に聞いたら当たり前のように知っていたので、有名な方みたいです。本が好きすぎて図書館を作ってしまったというのを見て買いました。
こちらは今では大スターの星野源氏のエッセイ。しかし、こちらの本が出たのが2013年で、恋ダンスで一躍全国区になったのが、2016年なので、少し前ですね。僕がこの本を読んでいたのは、少しみんなが知らない音楽を聞いている人になりたいという思いがあり、『夢の外へ』とかを聞いていました。この本は好きですね。すごく好きです。何回も読んでます。だからとてもおすすめしたい。もともと星野源さんの、歌手も役者も作家も目指す生き方が好きでした。でもこの本には、そんな働き方をするにはというノウハウ的な部分は全く書いていない。書いてあるのは、彼のまさに日常。生活という言葉が題にあるように。自分のダメなところや、人と違うところについて書いてあります。
この本は正確には読んでません。高校時代の蛯名少年が早稲田の現代文でエッセイが出ると聞いて、東京駅の本屋に買いに行ったのがこれ。書店員の人に有名なやつくださいと言ったら、これでした。読んでみたらなんか小難しくて面白くなくて売ってしまいました。今読んだら面白いのかも。
なんでエッセイが好きなのか
・考えなくて良い
これは、僕が上に書いた星野源さんの書いたものを何度も読んだ経験に基づいています。目が悪いことや、洗面所をびしょびしょにしてしまうことなど、テーマ的にまとめられていて、何回も読んでるので、オチもわかるんですよね。でも読む。寝る前とかに読む。その理由は、やはり考えなくてよいってのがあるのかなと思います。この考えなくてよいという言葉の定義は、学ばなくて良いという意味が含まれています。というのも、例えばビジネス書とかだと脳が勝手に反応して、学ぼうとしちゃうと思うんですよ。有益だから。でも、寝る前はいいですよね。じゃあ漫画で良いではないかとなるんですが、そうではなく活字が読みたい。ということでエッセイが好きなのかという推測です。あとは考えなくて良いという理由に近いもので、目的が露骨ではないというのもあるのかなと思います。僕の良いところであり、悪いところでもあるのが本を選ぶときに「成功するためにすべき◯個のこと」みたいな題のものを避けるとこです。その理由は、そもそも読む前からそれが得られるってのが、なんかつまらないし、伝えたいことを押し付けられている感覚になるからです。そういうことを思うと、読書とは本との対話ですね。一方エッセイは、ためになることを書こうって意志がそれほど強くないのかなと思います。例えば、星野源が深夜に蕎麦屋に行って、そこで好きな洋楽が流れたって話とかって正直どうでもいいですよね。しかし、そこに面白さがあるって話を次に書きます。
・日常が好き ありのまま
突然ですが、僕ってイベントよりもなんとなく日常が好きなんですよね。大きな予定があり、そのために毎日が存在しているってよりかは、毎日そのものが静かに平穏に過ぎていくのが好きというか。これは、中高とサッカーやってて毎週の試合で必ず怒られていて練習の方が好きだったり、受験勉強が楽しかったりといろいろあるんですが。だからか、他人の日常をただ見るのも好きなんです。それも、本当に特に何もない休日とか。それでいうと、これはエッセイじゃないですが、
この本とかはそうですね。でも、日常と言っても、筋トレめっちゃやっている人とかアクティブなよりはより静的な、人の日常が気になります。この本は図書館員の人の話で、休みの日は家で本を読んだり料理したりとかなんですよ。そう言った日常を擬似体験したいのかなと。自分の例でも、今日とかはいつも早起き頑張っているんですが、ゆっくり起きて二度寝して、ご飯食べて、お風呂に入る。そのあとゲームして、ちょっとメルカリで商品を売って、取り置きをしていた服屋にネクタイを追加で取り置きしてもらいました。さらに不要な衣服二点と10%offクーポンを交換してくれるキャンペーンをしていたので、それに服買取サービスで断られた靴を持っていって、でもその靴結構汚いから、断られたら荷物になったらどうしようと不安になったので、電話で聞いて、大丈夫と確認をとって、交換してもらった。そのキャンペーンは被災地に衣服を届けるためのもので、不要なものをクーポンに替えて有効活用できたと同時にちょっぴり社会に貢献できたなと思いながら、大学近くにある体に優しいけど少し高い定食屋で先輩がヘルプでその日だけ働いていると聞いたので行って、みたいな。こういう日がすごい大事なんですよね。これは休日ですが、平日でもそういう一人の時間は大事で、そういった時間をエッセイを読むと体験できる。気がします。
僕がエッセイを書くとしたら
上に僕の半日を書いてみましたが、基本はそんなふうに日常をやはり書きたい。そして星野源さんのように、そのなんでもない日常の中にあるなんでもなくない気づきや学び、苦しみを書きたい。なんというか、人に話すには気がひけるけど、こんなことを考えたの!って部分ですよね。たぶん僕は人より、その考えすぎなんですよね。一つの行動や、言動に対して。だから理想を言うなら、僕は毎日自分の服のテーマを聞いてほしいです。そうですね、特に服について書きたい。自分は毎朝服を選ぶ時間が好きです。この考えには賛否両論ありますよね。たとえば有名なのはスティーブ・ジョブズが毎日同じ服を着ていたこと。理由は、他の決断すべきことにエネルギーを使いたいからだと聞いたことがあります。確かに、僕も時間がない時は服を選ぶのが面倒です。が、基本は楽しんでます。その日の気分、天気、会う人、ファッション雑誌からインスピレーションを受けて、とか。または、この服最近着てないけど、これを中心に組み立てるには?という視点で靴とかを選んだりします。重視するのは、素材感、サイズ感、色あいですね。そんなたくさんのことを考えながら服を選んでます。そうして、新たな組み合わせに出会えた時は家を踊りながら出ていくくらいテンションが上がります。服の話にいっちゃいましたが、たとえばこんなことについてエッセイを書いてみたいです。
おわりに
今回は自分の好きなエッセイについて書いてみました。
このように、好きなものをなぜ自分が好きなのかという視点を持って深掘りしてみると、新たな自分が見えてくるので考えてみると面白いかもしれないです。
〈文=早稲田大学 政治経済学部政治学科 2年 蛯名 健人 (note, Facebook,ライター自己紹介記事)