こんにちは、蛯名です。
「本は買ったんだけど、読む時間がない。」
「日記を始めたんだけど、忙しくてできない。」
今回はこんなひとにおすすめの記事です。
いきなりですが、僕はルーティン大好き人間である。
そしてその人の一週間の使い方をみれば、どんな未来があるかわかると思っている。
ここで断っておきたいのは、自分は極度のトップダウン型の人間であるということ。
モチベーションの二類型
- トップダウン型:目標、ゴールから逆算して行動をきめて、その行動の重要度を決めるのは自分の価値観の軸による。
その逆が
- ボトムアップ型:ワクワクするかどうかで、目の前のことに全力で取り組む。
(メモの魔力より)
言葉は重要ではないのだが、モチベーションを感じる瞬間はこの二つの分類で正しいと思う。もちろんこれらの中間にいる人もいると思う。
余談だが、これを見たときに自分の中でパラダイムシフトが起きた。自分はトップダウン型こそが人間のあるべき姿だと考えていたからである。(笑)
自分の立場をはっきりさせたうえで、ルーティンのメリットへGo!
routineを作るための5つのステップ
上にも書いたが例えば、こんなことないだろうか?
「本は買ったんだけど、読む時間がない。」
「日記を始めたんだけど、忙しくてできない。」
ここでの多くの人の問題は「時間がないこと。」ではなく、「時間を作れていない。」ということである。つまり、時間は作るものなのである。
Step 1:Check 自分がどんなふうに一週間の168時間を使っているかを把握する
これは簡単。記録するだけ。もし「何に使ったんだっけ?」ていう時間があったらそれはチャンス。また、外部的な環境(学校、職場)によって決められている、またそれに伴い必要になってくる時間(授業の課題など)も記録する。
Step 2 : How 自分がどうなりたいのかを明確化する
これはめちゃくちゃムズいから、すぐには見つからないという前提で大丈夫。しかし、今の時点で見えている部分をはっきりさせることが大事。
Step 3: What なりたい姿になるためにする必要があることを明確化する
自分だったら、客観的に物事見れる人になりたいから、内省(振り返り)の時間。インプットがないと、アウトプットのレベルも上がらないから、読書をする。そして、継続的にパフォーマンスを出したいから運動の時間を週二回でとる。って感じ。
Step 4:When それらをいつするか決める
ここが大事。これを決めないと、日々変わっていく日常の波に逃れてStep 2で決めたモデルからどんどん遠ざかっていく。例えば、電車の時間は何があっても読書をするという風に固定する。これを決めないと普段はLINEがたまっていたら、それを返すし。なんとなく調べものをするとか目的の無い時間になってしまう。それらの時間が必要ないということではなく、優先度が低いということである。そういった優先度の低いものはもし一週間の中でとれなくても、それほど影響はない。影響があったら、またLINEを返す時間を別に作ろう。
Step 5: Check 一週間後に振り返る
ここがかなり大事である。おそらく、タスクが増えたり、体調が悪くなったり、気乗りせずに計画通りに行かない。ここで大事なのは、
悪かったのはできなかった自分ではなく計画である
という認識を持つことである。そうすることで、次は追加でタスクが増えた用の時間を作る、体調を管理するための施策、気乗りしないなら、毎日が楽しくなるような工夫をする(朝は好きなもの食べる)といった工夫が生まれてくるのである。
routine作るとこんないいことある
- 意志力の消費が抑えられる
人は誰でも選択するときに力を使うものです。例えば、服を選ぶときにも
- 天気
- だれと会うか
- どこに行くか
- 色合い
など様々なことをかんがえます。これだけで脳は疲れます。だからカギはこの選択の回数をできるだけ減らすことです。それにより、職場やインターン先での重要な決定が求められる時に最高のパフォーマンスを出すことが出来ます。そのためにいつ、何をやるかを決めるルーティンワークは重要なのです。
- 自己効力感が高まる
自己効力感(じここうりょくかん)またはセルフ・エフィカシー(self-efficacy)とは、自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できると、自分の可能性を認知していること。 カナダ人心理学者アルバート・バンデューラが提唱した。 (引用元:Wikipedia)
人は基本的にはなにかの外部的な環境に縛られて生きています。自分も何度
「二年の必修を土曜の一限に入れる学部長はどうかしているのか。」
と思ったことか。しかし、変わらないものに対しては抗わないのが得策です。じゃあどうするか。変えられる部分をコントロールするのです。自分が自由に使える時間を目的を持って過ごすことで、
「俺、イケてる!」
となるのです。(笑) すこしふざけましたが、この意識は非常に大事です。成功者は、成功しているから肯定的なのではなく、肯定的だから成功しているのです。しかし、いきなり今の自分を認めてあげることは難しい!
だからすこしずつルーティンの質を上げましょう。そうしているうちに、外部的な環境に置かれている時間も工夫できるようになるはず。
大事なこと:勇気を持って決めたことに集中する
勇気という言葉が非常に大事。
電車では本を読むと決めた次の日、
電車に乗って本を出そうとしたとき、ギクッとしました
- 昨日の振り返り
- 終わっていないパワポの準備
- 三日後のスペイン語のテスト
といった、緊急でやらないといけないことが頭に浮かんだのです。しかし、ここで勇気。(笑)
「ここで緊急性に囚われて、読書以外のことをしていたら一生変わらない!」
と読書をするという世紀の決断をしました。
今の決断をできないのは人間の習性ともいえます。
例えば、ダルシムの(早稲田のインドカレー屋)スタンプカードと同じです。マハラジャという境地に至れば永遠の幸せが手に入る。しかし、多くの人が五回行くだけで得られるチキンオーバーライスを食べてしまう。
*マハラジャ⇒行くたびに、一人なら200円分の豚バラ増しか、チキン増し。みんなで行くと、自分は60円分のトッピング、他の人全員に30円分のトッピングが与えられる
ここから言えるのは目の前の利益だけを優先していたら、大きなものを得ることは出来ないということです。(笑)
だから事前に優先順位をはっきりさせたうえで日々を生きることが重要なのです!
ルーティンを作って巨木のような人材になろう!
〈文=早稲田大学 政治経済学部政治学科 2年 蛯名 健人 (note, Facebook,ライター自己紹介記事)