就職活動・インターン

【OB・OG訪問】人事の方に他の社員の方を紹介してもらう方法【依頼例文あり】

会社説明会やインターンに参加した後に、より詳しくその企業のことを知りたい、その企業で働く人に話を聞きたいって思うことありますよね?

個別にOB・OG訪問ができれば、企業理解も深まりますし、またあなた独自の志望理由が作成しやすくなるはずです。

本記事では、「企業の人事の方にその企業に勤める社員の方を紹介してもらう方法」について解説します。

インターンシップに参加した後の企業へのお礼メールの書き方について知りたい方は、併せて以下の記事をお読みください。

【インターンシップ】企業へのお礼メールや返信についてのルールを解説します

1.個別のOB・OG訪問は、対応してくれる会社とそうでない会社があることを知ろう

会社説明会やインターンで知り合った社員の方に、他の社員の方の紹介を依頼した場合、会社によっては紹介ができないと断られることがあります。

OB・OG訪問に対応することで働いている社員の時間を使ってしまうことになりますので、すべての会社が社員の紹介をしてくれるわけではありません。

ただ、その企業のことをもっと知りたいから社員を紹介して欲しいという申し出自体は、あなたのその企業への志望度の高さが相手に伝わることになるので、希望があったら依頼した方が良いです。

断られることもありますが、紹介してくれる企業であれば個別に社員の話を聞くチャンス到来です。

2.なぜ紹介をしてもらいたいのか明確に伝えよう

社員の紹介を依頼する場合には、ただ単に紹介を依頼するだけでなく、目的を明確に伝えましょう。

紹介して欲しいと依頼を受けた社員の方もどのような社員を紹介したら良いか困ってしまいます。例えば、営業の職種に興味があるのであれば「貴社の営業職についてより詳しくお話し伺いたいので、営業職の方をご紹介いただいくことは可能でしょうか?」といった内容になります。

また、どのぐらいの社歴の方と話しをしたいかということも重要です。若手の方の話を聞きたいのであれば、入社3年~5年以内の社員の方の紹介を依頼した方が良いでしょう。ベテランの方の話を聞きたい場合には、そのように依頼した方が良いですが、お話し聞けないことの方が多いかもしれません。

会社によりますが、比較的若手の方が採用に関連した業務の支援を行っていることが多く、OB・OG訪問というと若手の方が対応されることが多いです。おそらくベテラン社員には人事から依頼しにくいということもあるのだと思います。

3.依頼は直接口頭か、メールで行おう

オフラインの会社説明会やインターンで、人事の方やその他の社員の方と直接お話しする機会があるのであれば、会社説明会終わりやインターンの空き時間で社員の方に依頼をされると良いです。

具体的には、以下のように依頼すると良いでしょう。

「貴社の○○の職種について、実際に仕事をされている方から直接お話しを聞きたいと考えています。入社3年~5年ぐらいの社員の方で○○の職種で働いている方にOB・OG訪問させていただくことできますでしょうか?」

会社として対応しているのであれば、どなたか紹介してくれるはずです。インターンなどで実際に企業でワークなどを行っているのであれば、インターン終わりなどで社員の方と話しができるように取り計らってくれるかもしれません。

オフラインのイベントが無く、オンラインでのやりとりのみの場合には、人事の方にメールで依頼をされると良いです。

具体的には、以下のようなメールをお送りすると良いでしょう。

〇×株式会社

人事部

○○ ○○様

○○大学○○学部3年の○〇○○と申します。

先日は貴社のインターンに参加させていただき誠にありがとうございます。

インターンに参加し貴社のこと、仕事のこと、理解が深めることができ、貴社で働きたいという気持ちがますます強くなりました。

もし可能であればで良いのですが、貴社の○○の職種について、実際に仕事をされている方から直接お話しを聞きたいと考えています。

入社3年~5年ぐらいの社員の方で○○の職種で働いている方にOB・OG訪問させていただくことは可能でしょうか。

オンラインでも貴社にお伺いする形でも構いません、是非、お話しを聞く機会をいただければと思います。

ご確認をお願いいたします。

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○○ ○○

○○大学○○学部3年

携帯電話:○○○―○○○〇―○○○○

メール:○○○@○○○.co.jp

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4.勇気を出して依頼しよう

実際に企業の人事の方や社員の方に直接社員を紹介してもらう依頼をする方は少ないです。少ないからこそ、実際に依頼をした場合には、あなたの存在は目立ちます。また、自身の目的のために自発的に行動できる学生だ。という印象を与えることもできるかもしれません。

もちろん社員の紹介を断られるかもしれませんが、まずは、依頼しないことには始まりません。志望度の高い企業で、どうしても社員の方の話を聞きたいということであれば勇気を出して依頼をしてみましょう。

〈文=株式会社シグマライズ 代表取締役社長 社会保険労務士 斎藤 清二(@sigmarize)〉

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