目次
- おうち時間を有意義に
- メリット①ストレスが減る
- メリット②表現力が身につく
- メリット③過去の自分から学べる
- 私の日記のつけ方
- 日記で人生を豊かに
1.おうち時間を有意義に
新型コロナウイルスの感染拡大を受け、日本政府は、2021年4月25日~5月11日の間、東京、大阪、兵庫、京都の4都道府県を対象に3度目の緊急事態宣言が発出した。そのため、ゴールデンウィークはおうちで過ごす人も多いのではないか。そこで今回の記事では、筆者の体験談を交えながら日記をつけるメリットを3つ挙げた後、私の日記のつけ方を紹介し、日記をつけることを読者の皆様にオススメしたいと思う。
2.メリット①ストレスが減る
日記をつけるメリット1つ目は、ストレスが減るということだ。日記に自分のありのままの気持ちをつづることによって、悩んでいることが整理されストレスが軽減される。2018年に酒井、河﨑によって執筆された「振り返り日記が精神的健康に及ぼす効果の検討」という論文では、振り返り日記を継続して書くことは、精神的健康を増進する効果があるとしている。1日を振り返り、上手くいかなかったことやその時の感情を想起し、注意を向けることで、不快感や緊張などが緩和されたと推測され、それにより抑うつ気分が低下し、日常生活での活動も上手くできるようになるとの見解を示している。私も、辛いことや悔しいことを日記に書き残しているが、時間を空けて読み返してみると、あの時これはこうすれば良かったんじゃないかななど、物事を客観的に見ることができ、次に同じような場面に出会った時に対応できるようになった。
3.メリット②表現力が身につく
日記をつけるメリット2つ目は、表現力を身に付けることができるということだ。日記をつけることによって日常での出来事が言語化され、自分の中に言葉のストックが貯まる。そうすることによって、表現の引き出しを増やすことに繋がる。言葉の引き出しが多いということは伝え方にバリュエーションをつけることができるということだ。そうすれば、相手に合った言葉や相手が理解しやすい言葉で伝えたいことを伝えることができ、コミュニケーションを円滑に進めることができる。
4.メリット③過去の自分から学べる
日記をつけるメリット3つ目は、過去の自分から学べるということだ。私は、中高で野球部に所属していて、ほぼ毎日野球日誌をつけていた。私が野球日誌をつけてきて一番学んだことがある。それは、「実践し、反省する力」である。私の日記を振り返ると大きな目標を立て、あれもできるように、これもできるように…と、目標を立てたのは良いが口だけで実際の行動に反映できなかった。行動をしなかったため、行動した結果から、より良い結果を生み出すためにここを直そうとする、「反省力」が伸びなかった。その教訓を生かし、今では、目標立てたら、とりあえずやってみて反省し、次に生かすことを意識している。
5.私の日記のつけ方
実際に私が行っている日記のつけ方を5つの手順に分けて紹介したい。
1つ目は、日付を書くことだ。日付がついていれば、後から日記を読み返そうとした時に見つけやすい。日記を一冊書き終えたら表紙に、最初に日記をつけた年月日から書き終わった年月日を記すと更に読み返しやすい。次に偉人の名言や心に残った友人の一言、小説の一フレーズなどを書くことを意識している。選ぶ言葉はその時の心情に合ったものを選んでいて、昨日選んだ言葉が今日の自分に響かないということも珍しくない。3つ目にやることは、その日の出来事をつらつらと書きだすことだ。悔しい事があれば、筆圧は自然に強くなり、嬉しいことがあれば字が綺麗になる。筆圧や字の形から執筆当時の心情を考えるのも面白い。4つ目にやることは、文字に色ペンで下線を付けることだ。その日の出来事で良かったこと、悪かったこと、改善するべきことに色ペンで下線を引き目立たせるようにしている。5つ目にやることは、次の日の予定を書きだすことだ。やることが決まってさえいれば、行動を起こしやすいので日記の最後に明日の予定を記し、決められた予定に沿って行動するようにしている。以上が大まかな自分の日記の付け方である。しかし、毎日このすべてをやるのはとても大変なので、本当に書くことが無い日は1行しか書かないなど、続けられるような工夫をしている。日記をつけ続けてきて分かったことは、完璧主義は続かないということだ。どんなにやる気をだして完璧な日記をつくったとしても、続かなければ価値が薄まってしまう。自分が無理をしない範囲でやっていくことが、ベストだと私は考える。
6.日記で人生を豊かに
日記をつけることは自分の人生を豊かにするということだ。何気ない日常を日記に記録することで新たな発見があったり、物事を客観的に見ることができるようになると思う。読者の皆様もぜひ、日記をつけてみてはいかがでしょうか?
<文=末田椋資>
当ライターの前の記事はこちら:物事の本質を考える
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