勉強法

日記のすゝめ

蛯名です。今回は、日記について書いていこうと思います。

はじめに言います。日記はいいことづくめです。メリットしかないです。

行動力がふえるし、就活にも繋がるし、心が元気になります。

今回は特に三つの理由を書き、そのあとに継続するためにはどうしたら良いかを書きます。

1.時間の使い方が上手くなる

ここで伝えたいのは、記録のすごさです。みなさん、家に帰ったあと、ご飯を食べて寝るまで何をいつもしていますか? また他の時間でも、10分単位で行動を把握しているでしょうか。ここで言いたいのは時間は命だから10分も無駄にするな!ということではないです。記録をしようということです。どういうことかというと、記録をつけて、それを見るだけで人は行動が変わるということです。

これは、違った形ですが起業家育成に用いられていて、インタビュアーは起業家が話したことをただ記録する。そして、起業家が話し終わったあとに、記録した話をただ読み上げ、伝えるだけという手法です。しかし、意外にも多くの気づきが生まれるみたいです。このように、人は自分に関することでも、改めて見える情報として提供されると、気づき、行動が変わるのです。また、それは無意識に着手するということです。なんとなく、寝る前にスマホを触ってしまっていたり、帰りに本屋に寄ってしまったり。改めて言いますが、これらを改善するために努力するのではなく、まずそれらを記録してみてください。きっと変わると思います。

2.自分を知る

日記を使って、日々の活動から何を感じ、思ったのかを少しでも、記録することで。自分を知ることができます。なぜなら人は、そのような日々の心の機微を忘れるからです。そして、それらを気にせずに生活すると、いつのまにかそのコミニティーの価値観に従って行動するようになってしまいます。小学校の時などを例にあげるとわかりやすいと思います。自分は、特別やりたいわけでは無いけれど、クラスのみんながやっているからやっていたことがあったと思います。そのように、人は意識しなければまだ同調する傾向があります。小学生の時は、そのような行動が多くても困りません。しかし、大学生はそうともいきません。就活があるからです。そこではみんながこうだからでは決められません。しかし、そのために自己分析するのではないかという声が聞こえます。僕もその意見には基本的には賛成です。しかし、自己分析という言葉にあるイメージに少し疑問を抱いています。それは、机の上で就活の直前にやるものというイメージです。そうではなく、根本的に自分を理解するためには、日々の活動の中で生まれる心の機微に耳を傾けて、それに従い行動してみて、また振り返ってみる。そうする過程で、自己理解はなされていくのではないでしょうか。上に書いてあるイメージと比べると、まず自己分析は長期的にやるものだし、行動をしながらやるものであるというのが僕の意見です。それを日記で肩肘やらずにやってみようということでした。

3.客観視する習慣がつく

日記を書くことで、自分を客観視する力と習慣がつきます。なぜなら、普段思ったり、考えたりしていることを、紙などに書くことで、主体から分離させることができるからです。言い換えると、メタ情報にしているからです。例えば、人と多く会った日にいつも疲れると感じている人が、いるとします。いつも、思ってはいるものの変わらない。その時に書いてみるのです。そうすると、紙に人と多く会った日に疲れている自分を発見するのです。そこから、どう行動を変えていけばいいのかという思考が動き始めます。これを繰り返していくことで、主体として常に行動しながらも客観視することができるようになります。そこでなのですが、自分を客観視する力はなぜ重要なのでしょうか。特に、マネージャーと言われる立場の人に重要だと言われています。また実際にそのような立場の人は、日記や瞑想で内省を繰り返していると言われる方が多いです。そのマネージャーの仕事をみてみると、少し自分を客観視する力が必要な理由がわかると思います。マネージャーはその名の通り、部下をマネジメントする仕事です。

マネジメントとは、直訳すると「経営」「管理」などの意味を持つ言葉です。 具体的には、組織の目標を設定し、その目標を達成するために組織の経営資源を効率的に活用したり、リスク管理などを実施する事を言います。

この意味で言う、組織の部分が何をマネジメントするかにあたります。先ほどの例で言えば、部下です。そして、部下がパフォーマンスを上げるために相談を受けたり、アドバイスをしたりするので。その時に、自分だけの視点ではできません。なぜなら、相手と自分の視点は違うからです。その時に自分の主観を外し、どれだけ客観的な視点を持ち、相手を理解できるかが大事です。そのトレーニングを毎日日記でしてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回は日記について、紹介しました。他にも心理的安定などの効果もあるそうです。

日記の価値をわかって、続けてみましょう。

その投資はきっと大きなものになって帰ってくると思います。

〈文=早稲田大学 政治経済学部政治学科 2年 蛯名 健人 (noteFacebook,ライター自己紹介記事)