ビジネス

報連相について

株式会社シグマライズ、社長の斎藤です。

今回は、仕事をする時に気を付けなければいけない「報連相」について説明します。

ただ単に仕事の進捗を上司に伝えなければいけない、と言うのではなく「報連相」に気を付けなければならない、と言われるのはなぜでしょうか?

それは、「報連相」が仕事に関する進捗を伝える以上の意味を持っているからです。具体的には伝える内容を「報告」「連絡」「相談」という3つのコミュニケーション方法に分けて、進捗を伝える時に漏れなく、効率的に伝えられるようにしています。

私は「報連相」を以下のように解釈しています。

  • 「報告」・・・過去にあった結果を伝える。
  • 「連絡」・・・現在どういう状況か、現在の行動を伝える。
  • 「相談」・・・未来どういう行動を取るかを明確にする。

日々の業務で欠かせない「報連相」の中に過去の報告、現在の連絡、未来の相談が入っているか、どうかが重要ということです。

「報連相」のどれが1つにコミュニケーションが偏っていたら、仕事の全体像を把握することは難しくなります。

例えば、過去の報告ばかり部下にされても、今、状況がどうなっていて、何に取り組んでいるのかを知れなければ、具体的にこれからどうすべきかのアドバイスができません。

また、現在どういう状況かばかり連絡されても、過去からの経緯が分からなければ同様に、具体手的にこれからどうすべきかのアドバイスができません。

未来の相談についても同様です。将来取り組もうと思っていることを言われたとしても過去からの経緯や現状どうなっているかが分からなければ、その取り組みが適切かどうかを判断することができません。

そういう風に見ると、「報連相」というコミュニケーションのフレームワークを正しく知ることで、過去、現在、未来の情報を他者に適切に伝えやすくなります。

仕事において「報連相」を求められたら、是非、一度、過去、現在、未来という時系列を考えて話しをするようにしてみましょう。

「報連相」について、動画でも解説していますので、御興味ある方は是非以下動画をご覧ください。

〈文=株式会社シグマライズ 代表取締役社長 社会保険労務士 斎藤 清二(@sigmarize)〉

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