哲学

『ニーチェの哲学』について考える②


株式会社シグマライズの斎藤です。

昨日の記事の続きです。

今回は、2014年の11月16日に書いた内容になります。

斎藤清二の週報:『ニーチェの哲学』について考える②

前回に引き続きニーチェの思想について紹介します。

何が正しい行動か、選択を迫られた際にニーチェの「永遠回帰」の思考法が役に立ちます。

「永遠回帰」の基本的な考え方は、「人は同様の人生を永遠に繰り返す」という考え方です。もちろんニーチェは、輪廻転生のような実証不可能な非科学的なことを真実だと言っているわけでは無く、「人は同様の人生を永遠に繰り返す」という「思考法」を持つことによって、より良い生き方ができると言います。

「永遠回帰によって為されんと欲するごとくに、汝の欲することを為せ。」(『ニーチェと哲学』)

無限に人生が繰り返されるという前提に立てば、「無限に人生が繰り返されるとしても、今取ろうと思っている行動をするか?」という問いに常に「YES」と答えられるような行動を選択するはずです。それは結果的には後悔の無い人生に繋がっていきます。

また、永遠回帰の考え方は、自己の人生を肯定するためにも使われます。

人生には良いことも悪いこともあります。永遠回帰の考えによれば「人は同様の人生を永遠に繰り返す」ので、良い出来事に幸せを感じ、その出来事を是認することは、同時に悪い出来事を是認することに繋がります。

(以下「権力への意志」より抜粋)

 もし私たちがたった一つの瞬間に対してだけでも然りと断言するなら、私たちはこのことで、私たち自身に対してのみならず、すべての生存に対して然りと断言したのである。なぜなら、それだけで孤立しているものは、私たち自身のうちにも事物のうちにも、何ひとつとしてないからである。だから、私たちの魂がたった一回だけでも、絃のごとくに、幸福のあまりふるえて響きをたてるなら、このただ一つの生起を上限づけるためには、全永遠が必要であったのであり――――また全永遠は、私たちが然りと断言するこのたった一つの瞬間において、認可され、救済され、是認され、肯定されていたのでされる。

(抜粋終了)

「永遠回帰」の思考によって、自己の人生に起こるすべてを許容し、後悔しないような行動を取り続ける。

良い生き方、良い働き方は良い思考によってもたらされると思います。

皆さんの参考になったら幸いです。

〈文=株式会社シグマライズ 代表取締役社長 社会保険労務士 斎藤 清二(@saitoseiji0124)〉

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