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就活時の面接の流れを解説!実は会場の外から選考は始まっていた!?

就活生にとって避けては通れないのが「面接」です。多くの就活生は、面接で聞かれる質問や自己PRに集中しますが、面接当日は会場に入る前から面接が始まっています。

本記事では、面接をクリアして内定を掴みたいと考えている就活生向けに、就活時の面接の流れを解説していきます。

面接までの準備については下記の3つが参考になるでしょう。

面接当日の流れ

まず、就活の面接当日の大まかな流れを紹介します。就活生の行動の流れは、以下の通りです。

  1. 会場到着・受付
  2. 指定の場所で待機
  3. 入室して面接開始
  4. 退室・帰宅

面接会場に到着したら、誰にどこから見られているか分かりません。それどころか、会場付近の就活生の様子を会場内から目撃されるケースもあります。

面接会場が見えてきたら、気持ちを切り替えて行動しておいた方がよいでしょう。スマホの電源もこの時点で切っておいた方が無難です。

上記は面接後も同様です。面接が終わったと気を緩めずに、会場が見えなくなるまで行動には気をつけておきましょう。せっかく面接で良い評価だったとしても、会場の外の行動がマイナス査定になってしまっては大損です。

次項から、就活の面接時の流れを細かく解説していきましょう。

就活の面接のポイント①:会場到着から入室まで

面接当日は約束の10分前には会場に到着するよう時間を調整してください。会場に到着したら、担当者に元気よく挨拶をして受付を済ませてください。

「お世話になっております。本日◯時に面接の約束をしていた◯◯大学の◯◯と申します。」

上記のような挨拶をしておくと印象が良くなると思います。受付の担当者は、採用とは関わりはないかもしれません。しかし、会場に入った時点でどこで面接官と会うか分からないので、もう面接が始まっていると思って行動した方が良いでしょう。

受付が終わると、待合室に案内されます。会場によっては個室かもしれませんし、面接を行う部屋の前かもしれません。指定の案内されたら、姿勢を正して座ってください。

呼ばれるまであれこれ考えずに、意識を集中させておくと本番で落ち着いて会話しやすくなると思います。

自分の番が来たら、いよいよ入室です。入室でのポイントは、以下の3点です。

  • 先にノックを3回する
  • 返事を待ってから「失礼いたします」と言ってドアを開ける
  • 座る前に自己紹介を行い、指示があるまで着席しない

上記は、どの業界や職種でも共通の入室時の流れです。自然にできるように事前に練習をしておきましょう。面接官への自己紹介は、以下のように行ってください。

「本日はお時間をいただきありがとうございます。◯◯大学の◯◯と申します。本日はよろしくお願いいたします」

大きな声でハッキリと話すことを意識しましょう。面接官から着席を促されたら「失礼します」と答え着席して面接開始です。

1971年にアメリカのアルバート・メラビアンが行った研究結果から誕生した「メラビアンの法則」では、人は出会って数秒で印象の半分を決めると言われています。つまり、この入室時の挨拶であなたの印象の半分が決まってしまうことになります。

就活の面接のポイント②:面接中の流れ

面接中は質問の内容だけでなく、話し方にも細心の注意を払いましょう。適切な敬語は面接を乗り切るために必要不可欠です。フランクな会話になっても敬語を忘れることがないように注意しましょう。その後の面接の大まかな流れは以下の通りです。

  1. 自己紹介
  2. 志望動機
  3. 学生時代のエピソード
  4. 採用後のビジョンや将来の夢
  5. 質問はあるか

面接官からは上記の話について尋ねられることが多いので、事前に回答を用意しておきましょう。

面接中は緊張するかと思いますが、早口にならないよう落ち着いて回答するようにすると、面接官にも落ち着いた印象を持ってもらえるでしょう。

予定外の質問が来た時に、思わず「えーっと」と言ってしまいがちですが、これは控えたほうが面接官への印象は良いです。即答に困った時は、「そうですね」と言ってから考える方が印象が良くなるでしょう

面接の最後に質問があるか尋ねられることがあるので、何か一つでも質問は用意しておくと積極的な姿勢が伝わります。

質問は、事業のことや実際の仕事についてが無難です。これは、質問が無いと意欲が無いと考える面接官がいるかもしれないからです。約30分〜1時間ほど応答をしたら面接は終了します。

就活の面接のポイント③:退室・帰宅

退室する際は、その場で立ち上がって面接官にお礼を言いましょう。

「本日はお時間をいただきありがとうございました。」

そう言ってからドアの方へ移動します。ドアを開ける前に面接官の方向を振り返り、「失礼いたします」とお辞儀をしてからドアを開けてください。ドアの外に出たら、再び面接官の方向を振り返って丁寧にドアを閉めます。

これで面接は終わりになりますが、帰宅の際に受付の方がいたらもう一度お礼を言ってから会場を後にしましょう。自分の姿が会場から完全に見えなくなるまで姿勢や行動に気をつけてください。

就活の面接での流れ:まとめ

就活時の面接は、会場に入る前から始まっています。どこで面接官に会うか分からないので、常に姿勢と行動には気をつけましょう。

同様に、面接中の応答だけでなく入退室も面接官はチェックしています。立ち振る舞いには十分気をつけてください。

面接中は流れを意識するよりも、声の大きさと敬語に意識を集中させておくと面接官からの印象が良くなりやすいでしょう。面接の数日前から意識して敬語を使っておくと、会話中も安心して敬語を使えるようになります。

面接は就活の肝です。しっかりと対策をして目の前の内定を掴みましょう。

<文=ユザワヤスヒロ>

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