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人気の職業「コンサルタント」を知る!(前編)

企業・官公庁からの依頼を受けて経営状態や今後の方向性について助言・サポートをする職業である「コンサルタント」。

2020年度卒予定の東大・京大生の就活ランキングを見ると、“就活勝ち組”の代名詞ともいえる大手商社を抑えてコンサルタント企業が上位に連なっているのが分かります。(https://www.businessinsider.jp/post-190181

今回はコンサルタントとして活躍されている社会人の方にお話をお聞きしました。(当インタビューは2019年9月に実施されたものです)

目次

  • プロフィール
  • Q. 入社直後はどんな業務を担当されたのですか?
  • Q. 今後の目標をお聞かせください

プロフィール

柘植眞輝(Masaki Tsuge)


早稲田大学政治経済学部経済学科 卒業
 
現在は株式会社パーソル プロセス&テクノロジーにてコンサルタントとして勤務。
多くの企業の業務効率化に携わっている。

Q. 入社直後はどんな業務を担当されたのですか?

私が入社1年目の時は「議事録作成」をたくさんやらせてもらいました。

コンサルタント業務においては、ミーティング内容を顧客にシェアする必要があるため、議事録自体が納品対象になります。つまり議事録作成は単なる雑用ではなく、非常に重要な業務といえます。

私自身、学生団体での活動経験があったので議事録作成の経験が無いわけではありませんでした。しかし学生団体の活動と会社の業務とでは求められるクオリティ(詳細さ、精度など)がまったく異なります。

会社業務で求められるクオリティの議事録を作成できるようになるまでは非常に苦戦しました。特に入社直後は、1時間の会議の議事録作成に3時間かけたのにもかかわらず、先輩の手による添削・修正が多すぎて、議事録が原型を留めていないということも多々ありました。(笑)

今思うと、入社直後の私が作成した議事録は単なる「時系列順の発言録」でした。これは悪い議事録の典型です。そもそも会議の目的は「何かを決めること」ですよね。そのため議事録作成では単なる発言の切取り」ではなく「決定事項」や「ネクストアクション」、「未決事項」を明確にする必要があります。こういう基礎的な部分から学んでいきました。

もちろんコンサルタントの花形である「効率改善業務」にも携わらせていただきました。

最初にクライアントから任せていただいたのは「24個の異なるプロジェクトを並列して効率よく運営するには?」という問題でした。

私がこのプロジェクトに抜擢された理由として、当時の上司曰く「興味関心やスキルのバランスが取れていたから」とのことでした。複数個のプロジェクトを回すわけですから多様な分野が絡んできますし、シンプルに考えて様々な分野の方と話す機会も多くなりますよね。ですから特定の分野に執着しないところを認められ、選んでもらったと聞きました。過去の私を含め学生の皆さんにとっては「コンサルタント」というと、特定分野に詳しい人というなイメージが多少なりともあると思うんですが、実際には多様な観点から問題を捉える人材が必要とされています。コンサルタントは自分の専門分野に限らず幅広い視野を持つ必要があると言えそうです

それに加えて顧客との関係性づくりもコンサルタントの重要な業務です。プロジェクト終わりには顧客の皆さんと打ち上げに行くことも多々あります。

Q. 今後の目標をお聞かせください

新規顧客の獲得→課題ヒアリング→解決策提案→受注→実行、という一連の流れを自分一人で回せるようになることが直近の目標です。それが出来て初めてコンサルタントとして一人前として認めてもらえますからね。

そして最終的には顧客の側から指名をいただくことを目指しています。職場でも「指名をもらえるようになれ!」という風に指導されています。そのように自分の名前で仕事できるようになった人は自らのスキル・経験・人脈を活かして独立することも多いです。元いたフィールドで活躍する人もいれば、全く違う業界にチャレンジする例も見聞きしますね。新しい分野で挑戦するなら、企業に入って経験を積むのが確実ですから。


後編ではコンサルタントに求められる能力学生と社会人の違いについてお聞きします。(人気の職業「コンサルタント」を知る!)

〈文=早稲田大学 先進理工学部応用化学科 3年 千島 健伸(note)〉

当ライターの前の記事はこちら:軍事研究の是非を問う②~コンピュータを生んだのは?~

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