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人気の職業「コンサルタント」を知る!(後編)

前編では、柘植さんがコンサルとしてどのように働いているのかお聞きしました。(「人気の職業「コンサルタント」を知る!(前編)」はコチラ

後編では、コンサルに必要なものは何か、そして学生と社会人との違いについてお聞きしました。(当インタビューは2019年9月に実施されたものです)

目次

  • プロフィール
  • Q. コンサルに必要な力は何ですか?
  • Q. 社会人になって感じた、学生との違いは何ですか?

プロフィール

柘植眞輝(Masaki Tsuge)

早稲田大学政治経済学部経済学科 卒業
 
現在は株式会社パーソル プロセス&テクノロジーにてコンサルタントとして勤務。多くの企業の業務効率化に携わっている。

Q. コンサルに必要なチカラは何ですか?

コンサルとして勤務を始めて、大切だと感じたことは2つあります。

1つ目は「論理的思考力」です。

コンサルの仕事は「依頼主の問題を解決すること」なので当然、依頼主の抱えている問題を整理して因果関係をはっきりさせないといけないわけです。

その時に必要になるのが論理的思考力です。論理的に物事のつながりを考えていって、そこから因果関係を明確にして実際の解決策を考えていくからです。

論理的思考力を身に付けるためには、「論理的思考」とか「ロジカルシンキング」についての本を読むというのもアリだと思いますが、私は「相手に何かを説明する」ことを勧めたいです。自分の考えを相手に伝わるようにアウトプットすることで、自分自身の頭の中で考えていることも整理され、本当に自分の考えていることが論理的に筋の通った話かどうか分かります。

最近はアウトプットの重要性が叫ばれており、関連の書籍もたくさん出ています。この間読んだ本によると、アウトプットとインプットの比率はだいたい「7:3」がいいみたいですね。

ただし「論理的思考力」もあくまで一つの能力に過ぎません。こればかり重視してしまうと、頭でっかちの論理一辺倒になってしまうので気を付けなければな、と思います。

2つ目は「コミット力」です。物事を最後までやり抜くための肉体的・精神的体力、グリット(GRIT) なんて呼ばれていたりもします。これはどの職種・分野でも必要な能力だと思います。

僕の職場に、4年目にしてマネージャー(課長相当)に昇進した先輩がいるんですけど、その人は大変な逆境の中で最後までコミットし続けて成果を上げたことを評価されてマネジャー昇進最速記録を成し遂げたんです。

こればかりは実際に何か(サークル、勉強、バイト、ゼミ、インターン等)を「なんとしてでもやる!」という意識をもってやり抜く体験を積むしかないと思います。

Q. 社会人になって感じた、学生との違いは何ですか?

これは「誰かの為に」という意識の強さだと思います。

例えば学生なら、自分が楽しいと思えることだけをやる、いわゆる「自己満」状態でもいいわけです。

でも社会人になったら「あなたは一体どのように社会に貢献してくれるのですか?」という視点が大事になってきます。つまり社会人として責任が生じるわけです。仕事(特にコンサルという職業)は「相手がいてこそ」成り立つものですから、社会人になったら一刻も早く「自己満」から脱却しなくてはいけないです。

私も先輩から「顧客視点が足りない」と厳しく指導されました。主語が『私』の間はコンサルにはなれない」とも(笑)。それだけ如何に相手の立場になって考えてあげて、最後まで問題解決の手助けをできるかどうかが大切なんです。

「相手のためになっているか?」ということを考えながら行動する習慣は学生のうちからつけておきたいものです。このような習慣は家庭など普段の生活環境の中で磨かれることが一番だと思います。自分をしっかりと注意・指導してくれる環境やコミュニティーに身を置くのもいいことだと思います。

最近は人間関係が希薄になりがちで、身の回りに「注意してくれる存在」が少なくなりがちだと感じます。ですから意識的に自分の属する環境を選ぶことが必要だと思います。


今回は前・後編にわたり、コンサルタントとして働かれている社会人の方にお話をお聞きしました!

この場をお借りして、インタビューにご協力して頂いた柘植さんにお礼申し上げます。

〈文=早稲田大学 先進理工学部応用化学科 3年 千島 健伸(note)〉

当ライターの前の記事はこちら:人気の職業「コンサルタント」を知る!(前編)

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