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【就活生必見】学歴フィルターとは?突破するための3つの方法を解説!

学歴フィルターを突破

就活をしていると時折実感してしまうのが「学歴フィルター」です。何度も書類選考で落ちてしまうと、今も学歴社会なのでは?と感じてしまうのではないでしょうか。

本記事では、学歴フィルターに悩む就活生のために、学歴フィルターを突破する3つの方法を中心に解説します。

学歴フィルターとは?

最初に学歴フィルターとは何かを解説していきます。敵を倒すためには、まずは相手を知ることが大切です。見えない壁を具体的に可視化していきましょう。

学歴フィルターは大学名で選考参加の可否を決める

学歴フィルターとは、企業が採用時に出身校によって採用基準を設けることです。特定の大学の就活生は選考の対象外、またある特定の大学の就活生は積極的に採用するなど、学歴フィルターの中身は様々ですね。

学歴フィルターをかけている企業は、大手企業と就活生から人気の企業に多い傾向があります。その一方で、ベンチャー企業や中小企業では、学歴フィルターをかけていない企業が多くなってきます。

大手企業や人気企業が全て学歴フィルターをかけているとは言えませんが、その前提で就活した方が無難かもしれません。

就活生は学歴フィルターを実感している

就活生の中で、学歴フィルターを実感した方は多数います。その理由は、Yahoo!知恵袋やTwitterなどで学歴フィルターに関する質問や体験談が多数掲載されているからです。書類選考で何度も落選してしまう、なかなか面接させてもらえないなど、色々な就活生の声がありました。

ですが、学歴に関係なく大手企業や人気企業の採用を勝ち取っている就活生がいるのもまた事実です。言い換えると、学歴フィルターを突破して採用を勝ち取れるという実例ですね。

学歴フィルターを一概に決めつけず、自分の就活で修正すべき点がないか、一度じっくりと考えてみましょう。

女子大の学歴フィルターはあるか?

女子大にも学歴フィルターがあるのではないかという意見を耳にしたことがあります。結論から言うと、女子大の学歴フィルターは一部では存在します。

その理由は、一般大学に比べ、女子大は偏差値が低い傾向にあるからです。そのため、女子大の就活生は就活が難航してしまう可能性があります。

現在、企業ではシステム効率化と派遣社員の増加の流れで一般職や事務職の採用が減っています。

そのため、女子大から大手の一般職という、これまでの方程式が通用しなくなっています。就活を成功させるために、学歴に関わらず何かしらのスキルや資格の取得をしておきましょう。

企業が学歴フィルターを設ける理由

学歴社会は終わったと言われてからずいぶんと時間が経ちました。ですが、なぜか現在でも学歴フィルターは存在しています。なぜ、企業は学歴フィルターを設置しているのか、その理由を解説しましょう。

選考の工数削減

企業が学歴フィルターをかける一番の理由は、選考の工数削減です。人事担当者は毎年数多くの就活生の選考をしているので、全ての就活生の面接ができるのが理想だと思っています。

しかし、何百人の就活生全員を面接するのは物理的に不可能なので、人気企業では事前に就活生をふるいにかけなければいけません。

書類で選考をする際に、一番分かりやすい選考基準が学歴です。そこで、学歴を使って就活生をふるいにかけることが多くなってしまいます。

書類だけで就活生の全てを把握できないことは人事担当者も理解しています。ですが、企業の中には学歴フィルターを使わざるを得ない企業があるのもまた事実です。

就職活動における選考の詳細については下記の記事を参考にしてみてください。

エントリーと選考は全くの別物?それぞれの違いを徹底解説!

学歴フィルターは減ってきている

近年はSNSの急速な普及によって、分かりやすい学歴フィルターは無くなってきました。「A社は◯◯大学を採用しない」なんて噂が拡散されてしまったら、企業にとって大きなイメージダウンになるからです。

近年の新卒採用では、学歴はあくまで選考の一つとして見る企業が多くなってきています。つまり、就活生は学歴フィルターを突破しやすくなり、採用獲得のチャンスが広がっています。学歴フィルターの突破方法を次項で詳しく解説していきましょう。

学歴フィルターを突破する3つの方法

学歴フィルターを突破して内定を勝ち取るための3つの突破方法を解説します。どれも特別なスキルは必要ありません。今すぐ試せることばかりなので、すぐに実践してみてください。

選考書類を丁寧に仕上げる

学歴に関係なく、就活生なら誰でも提出するのが選考書類です。高学歴のライバルに差をつけるためには、誰よりも丁寧に書類を仕上げてください。

特に自己PR欄が重要です。学歴以外で自分がアピールできる点を探してみましょう。思いつかない就活生のために、いくつか実例を上げてみます。

  • ◯◯でのアルバイトを◯年続けて、言葉遣いと仕事への姿勢を学びました。
  • 部活動で◯◯を◯年経験しました。上下関係と努力の大切さを学びました。
  • 私は◯◯の活動を◯年続けています。今後、◯◯を目標にしています。

部活やアルバイトであれば、多くの就活生が体験してきているでしょう。その体験から学んだことを丁寧に記載してみてください。特筆すべき体験がある場合は、その体験も盛り込むことでより文に説得力が生まれます。

選考書類の書き方について詳しくは下記を参考にしてみてください。

自己PR、ガクチカの簡単な書き方

筆記試験で高得点を獲得し面接選考に持ち込む

書類選考を突破すると、次は筆記試験に進みます。ここで重要なのは、高得点を獲得することです。学歴関係なく、高得点を獲得することで必死に勉強した努力と実績をアピールすることができます。

筆記試験の対策は、書店で対策書が売っているので購入してみてください。筆記試験に出題される問題の傾向や、押さえるべきポイントが分かります。

そこまでしなくてもと考える方もいるかもしれません。ですが、誰もがやらないことを進んでやることで、他者と差別化ができます。

面接で学歴以外の実績や将来の目標をアピールする

学歴フィルターを突破するためには、学歴以外の実績や将来の目標をアピールすることが有効です。

有名大学の就活生は、その大学に入るために人よりも多くの時間を勉強に費やしました。その努力量と実績は企業にとってアピールになります。学歴での選考は、決して悪ではありません。

学歴以外で長年取り組んでいること、将来の目標に向かって現在努力していることも同様に企業へのアピールになります。

「◯◯の仕事がしたくて貴社に応募しました。そのために、現在◯◯の勉強をしています」など胸を張ってアピールができれば、学歴は関係なくなります。

就きたい仕事に関係する資格を保有していたり、取得に向けて勉強していたりするなら、それも立派なアピールポイントです。新卒採用では、現在のスキルよりも将来性を重視されます。アナタの未来像をしっかりと伝えてください。

将来の目標や実績などをアピールする場合には、下記の記事を参考にしてみてください。

Will、Can、Mustの3つの輪

学歴フィルターは努力でカバーできる

2020年現在でも学歴フィルターは存在します。ですが、就活生の努力次第では、学歴フィルターを突破して採用を勝ち取れる時代になってきています。自分の長所とこれからの展望をしっかりとアピールして就活に励んでみてください。

<文=ユザワヤスヒロ>

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