食品業界のインターンシップを希望する学生さんに、おすすめしたいのは「志望動機」に力を入れることです。
企業側に良い印象を残す志望動機とはどんなものでしょうか。以下で、食品業界のインターンシップに、高い確率で参加するために必要なことをお伝えしていきます。
インターンシップとはそもそも何か?についての記事は下記にあるので、参考にしてみてください。
そもそもインターンシップとは!?アルバイトとの違いを解説します!
また、インターンシップの選び方については下記の記事が役立つでしょう。
どんな企業が自分に向いているの?インターン企業を選ぶ際に注意すること
人気の食品業界でインターンシップを受けるコツは志望動機
食品業界はなぜ人気で、インターンシップを希望する学生が多いのか。そして、実際にインターンシップ選考には、いかに志望動機が大切かを解説します。
食品業界はなぜ人気なのか
時代が変わっても食品業界はニーズの高い職業です。以下では、食品業界の現状や人気の理由などをご紹介していきます。
食品業界はこれからも注目の業界
食品業界はこれからも注目される業界でしょう。食品業界は、就活市場において、いつも人気企業として、上位ランキングされていることも理由の1つです。
しかし実際は、就活サイト「キャリタス」が2019年11月~2020年3月にかけて、就活生に行ったアンケートによると、残念ながらメーカーは軒並み、順位を落としている状況でした。
ただし、このアンケート実施後、「コロナ禍」がありました。コロナ禍の直撃を受ける中で、考え方が変化した可能性があります。
実際、コロナの影響下の中、生活に密着したスーパーなどは業績を伸ばしています。そのため、生活に密接に関わりのある食品業界は、これからも注目の業界なのではないでしょうか。
食品業界の人気の理由とは
食品業界が人気の理由には下記の3つがあります。
- 食文化は人間の生活と切り離せないこともあり、市場としての安定感や、明るい展望がある。
- 小さい頃から該当商品に親しんでいるケースが多く、愛着を感じやすい。
- 商品が身近であるため、仕事の成果ややりがいを感じやすい。
こうした理由があり、食品業界の就職やインターンシップには人気があるのです。
インターンシップに受かる決め手は志望動機!
インターンシップに受かる決め手は志望動機といっても過言ではありません。人気の食品業界のインターンシップを受けるためには、あなたが食品業界に対して深い理解をしておくことが必要です。
履歴書やESなどに書く「志望動機」は、あなたの食品業界への理解度をアピールできる、絶好の機会。
つまり、志望動機を明確にして相手に伝わる文章として書くことで、インターンの選考で上に上がれる可能性が高くなるのです。以下で、具体的な書き方をご紹介します。
食品業界でインターンになるには、志望動機が大事
食品業界のインターンシップ選考のためには、まず志望動機が大切です。食品業界の志望動機だからといって、単にその会社の商品を好きだとアピールするのは表面的。
インターンシップを受ける会社の本質を研究し、何が求められていて、自分がどんなことができるのかを効果的に相手へ伝えることが大切です。
自分の持つ具体的な資格、語学や技術、能力などをアピールすることも大事でしょう。そして、その上で、会社や仕事を通じて社会にどんな貢献ができるかを訴えることも大切です。
あなたが、その食品企業に関心を寄せている本当の理由を、企業研究などから、探っていきましょう。企業研究とは、当該企業の理念やCSRなどへの取り組みを調べて、理解することです。
また、自分自身を分析することも大切です。自分自身の分析とは、あなたの仕事や社会貢献に対する想いを、はっきりと認識することです。
自分の本音を知れば、おのずと何があなたの「強み」なのかがわかります。その強みを「志望動機」として相手にアピールするために活かしましょう。
食品業界のインターン選考には何が大切?
いざ、志望動機を書こうとすると、どういう風に書いたらいいのか悩む学生さんも多いはず。以下ではそのコツや、例文などをご紹介します。
履歴書&ESは、人事目線で書くこと
履歴書やエントリーシートは、企業側の人事目線で書くことが大切です。特に人事担当者がやる気があると思える人だと認識してもらうことがインターンの選考におけるポイントでもあります。
あなたがもし、採用側にいたとしたらどんな学生を欲しいと思うでしょうか。明るくてカンジが良い人。言葉遣いがきちんとしている人。やる気や問題意識を持って、意欲的に働いてくれそうな人など様々な人の見方がありますよね。
企業側は、履歴書やESから、あなたの人柄を推し量り、この会社へ貢献してくれそうな人を選ぶ傾向にあります。
つまり、あなたの志望する食品業界がどういう学生を欲しいと思っているかを考えて、志望動機を書くことが大切です。
食品業界のインターンシップ志望動機の例文
「私が食品業界の中で、貴社を志望した理由は2つあります。1つは、私が昔から貴社の商品のファンであることです。私はスイーツ好きで、日頃から話題のスイーツ店を巡っていますが、その中で気づいたことで、御社の商品にも活かせそうなこともあると思います。
もう1つは、私が大学で、力を入れて学んできたことが経営学・マーケティングだということです。私が所属するゼミでは、特に製品開発や他社との競合戦略を研究してきました。たとえば貴社のCM戦略は他社と比べましても、独創的で、とても戦略的だと深く感銘を受けたことがありました。
以上の理由から、私は御社との相性の良さを感じますし、私という人材を御社のお役に立てることができると、確信しております。」
食品業界で働いている先輩からのアドバイス
実際に食品業界で働いている先輩から得られたアドバイスを以下に記します。
食品業界は、景気などに左右されにくいという、良い面がある一方で、ヒット商品や業績を一気に上げる開発商品が出にくくなっているという現状があります。
食品業界と一口に言っても、スイーツなのか、飲料水なのか…主力商品は何であるか。その主力商品は今後市場的に伸びていけそうな流れがあるか、などまで判断して見た方が、その業界や会社のことをより深く理解できるでしょう。
志望動機であなたの本質が評価されている
「志望動機」とは、対象企業に対するあなたの本音と誠意を、表現するものです。ですから、難しい…とも、逆にとても本質的でシンプルなもの、とも言えます。
これまで一生懸命に、いろいろなことに取り組んできた自分を、自信を持って、上手にアピールしていきましょう。
<文=矢口尊子>
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