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ドラッガー『現代の経営』を読んで

株式会社シグマライズの斎藤です。

ドラッガーの『現代の経営』を読んでいます。私も小さいながらも会社経営をしているので、気づかされることが多かったです。

「経営とは顧客の創造であり、企業に求められる機能はマーケティングとイノベーションであり、マネジメントとはトップマネジメントであり、人の仕事をマネジメントするものであり、他の人間に仕事をさせることをもって自らの仕事とするものだ。」

と書かれています。

自分自身仕事をする中で、またチームで仕事をする上で、もっと自分がやろうとしていることに対して、また、実際にやっていること対して、もっと自信を持つべきなのではないか。と思うことがあります。また、自分自身の今の能力や将来の能力、チームの今の能力や将来の能力にもっと自信を持つべきなのではないか。と思うことがあります。

アウトプットとして現在行っていることと、将来アウトプットとして行うこと、それぞれを実行するための現時点までにインプットされたものと将来行われるインプットに対してもっと自信を持たなければと思います。

自分自身が取り組んでいること、組織として取り組んでいることに価値があると強く信じなければならないし、将来の企画に対しても同様に価値があると強く信じなければならない。自分が信じていなければマネジメントとして他人にその価値を信じてもらい、やるべきことに能力を発揮してもらうこともできない。自分の能力を信じて、将来の成長を信じていなければ、チームの皆も自分の能力を信じて、自身の将来の成長を信じて、やるべきことに能力を発揮してもらうこともできない。

マネジメントとは、「他の人間に仕事させることをもって自らの仕事とするもの」です。

他の人間に仕事をさせるためには、他者への働きかけが重要になるわけですが、真に効果的にマネジメントするためには、他人への働きかけの前に、自分自身への、自分が信じるべきものを本当に信じているのか。という問いかけが必要になるように思います。

自分自身が信じていれば他者にも自信を持て働きかけることができ、それを受けて他者がまた自分を信じることができるようになるはずです。

〈文=株式会社シグマライズ 代表取締役社長 社会保険労務士 斎藤 清二(@sigmarize)〉

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