「就活で内定がもらえない」「面接で何を話したらいいかわからない」
これらはどの時代になっても就活生にはついて回る悩みですね。
特にコロナで企業も内定者選びがシビアになっている中、”このまま就職できなかったらどうしよう”と思う人も増えていることでしょう。
というわけで、今回の記事ではそんな面接や就活でお困りのあなたに、
ズバリ”面接官はどこを見ているのか”についてお伝えします!!
目次
- 面接をする上での心得
- 履歴書は手書きでなければいけないか
- 人事とのやりとり
- 面接時の発言
- ポイントのまとめ
1.面接をする上での心得
・面接は企業が就活生を選ぶと同時に、就活生が企業を選ぶもの
まず初めに、面接をする際の心得についてですが、
多くの人は“面接で企業に自分を理解してもらう”と自分は面接官よりも下の立場と思い込んでしまっています。しかし、就活とは就活生が人生を左右する選択をする大イベントです!
つまり主役は就活生である”あなた自身”であり、就活生が企業を選ぶものでもあるのです!
その為、変に下手に出る必要はなく、むしろ”こちらがどんな会社か面接してやろう!”
くらいの気持ちが丁度いいくらいです!、、、もちろん態度には出さずにおきましょう(笑)
・緊張してもいい
そうは言っても人生を左右する選択の為、誰でも緊張をしてしまうのは当たり前です。
真剣にやっているからこそ緊張をしてしまうので、むしろ適当な気持ちでやって緊張をしていない人よりもマイナスな評価は受けないことが多いです。
※あまりに緊張しすぎて何も伝えられないとマイナスな印象を受けてしまうこともあるので、もちろん練習は必要です。
2.履歴書は手書きでなければいけないか
・履歴書は提案書と同じ
最近では履歴書をパソコンで提出するケースも増えてきており、必ずしも手書きでなければいけない。などは減ってきています。
就活生の履歴書とは社会人の提案書と同じであり、今時提案書を手書きで作成している企業はそうそうありません。
・大事なのは見やすいこと
手書きの時に重要視されるのは字をきれいに書いているかなどで判断されることも多いです。
つまり、履歴書で一番重要なのは、“見る人の事を考えているか”です。
字をきれいに書くことが苦手な人は、「字をきれいに書くことが苦手なので、読んでいただく際に見やすいように今回はパソコンで履歴書を作成しました!」などと付け加えておけば、相手の事をちゃんと考慮できる人材ということで悪い印象を持たれることは無いでしょう。
3.人事とのやりとり
・メールなどの対応の仕方
面接の日程調整などを行う際の人事とのやりとりでメールを使うことも多いと思います。
その際のメールでのやり取りも結構見られがちです。
ビジネスメールの使い方はもちろん、メールの返信をもらった際や日程調整をした際に謝礼文を入れているかなど、相手への気遣いができているかも見られています。
・レスポンスの早さ
やり取りの際で重要視されるのは、何よりレスポンスの早さです。
社会に出た際に、お客様とのやり取りでレスポンスが早い方が信頼を得やすい為、学生のうちにできておけば、社会に出てもお客様とのやり取りをスムーズにこなせる人材として良い印象を得やすいです。
4.面接時の発言
・自己紹介や自己PRはあまり重視されないところが多い
就活の際に自己紹介や自己PRは切っても切れないものだと思います。
しかし、履歴書にも記載する内容であるため、最近では面接時にそれらを重視しない企業、もはや面接時に聞かない企業なども増えてきています。
・ありきたりな発言はむしろマイナス
面接時で一番NGな発言は、“根拠のない発言”です。
よくある入社後の目標として、「〇年後に○○万円稼ぎたいです!」「〇年で昇格したいです!」などありますが、そういった目標を持っていることはとても素晴らしいことです!!
しかし、この発言をした後に、「その目標を達成するためにどういった行動をとりますか?」「他の人とどう違う行動をとりますか?」などを聞かれた際に、スムーズに返せるだけの根拠やビジョンを描いていないで返答に詰まってしまうと、致命的なマイナス印象を持たれてしまいます。
・何をしてきた。よりも何をできるか
学生時代に勉強やサークル、バイトなどで力を入れたことについて聞かれることもあります。
その際に、「サークルのリーダーをやってみんなをまとめました」などの抽象的な発言よりも、サークルのリーダーをやって、どういったことに力を入れていて、どういった結果を出せたので、私が入社したら、どういった部門で力を発揮できます!などの、
“今までの自分”をアピールするのではなく、
“これからの自分”や“自分が採用されるときのメリット”をアピールできれば 採用にも繋がりやすくなるでしょう!
5.ポイントのまとめ
ここまでのポイントとしては、
- メールなどのやり取りはこまめに確認し、確認したら後回しにせずにすぐ返す
- 履歴書は見やすく作ることを最優先にする
- 面接では緊張するのは当たり前なので、開き直って自分が会社を選びに行く気持ちでやる
- 変に背伸びして自分をよく見せるのではなく、ありのままの自分を理解してもらいやすく伝えることが大事
このようになります。
人事や面接官の方も、何百、何千人の就活生の採用活動をしている為、変に話を大袈裟にしていたり、誤魔化そうとしていることは容易に察しがついてしまいます。
専門的な業務やよっぽどの企業でなければ、新卒社員に対して即戦力だけを求めることはないでしょう。また、学歴がどんな有名大学であろうが、有名でなかろうが、入社してしまえばみんな横一線の入社一年目です。大事なのはどの大学を出たか、ではなく、あなたが入社した時に会社に“どんな利益をもたらすか”です。 周りがどうではなく、自分自身を理解し、しっかり伝えられれば就職活動も有意義なものになるはずです!
<文=西山 和宏>
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