就職活動・インターン

企業が就活生に求めていること

こんにちは、皆さんも日ごろ就職活動をしている中で、いかに企業や面接官、人事担当の方が自分に興味を持ってくれるか努力されていることでしょう。しかし、実際のところ、説明会に参加したり、面接をするだけでは企業が何を求めているのか、どこを見ているのかはなかなかわかりづらいものです。

そのため、今回は皆さんも就職活動で一番と言っていいほど気になっているであろう、

“企業が就活生に求めていること”についてご紹介していきます!

目次

  1. なぜ高学歴が有利なのか
  2. 高学歴=勝ちの時代ではない
  3. 将来性
  4. 就職活動への本気度
  5. 最後に

1.なぜ高学歴が有利なのか

就職活動をする上で一番気にされている“学歴”。高学歴であればあるほど就職活動は有利になり、内定をもらいやすいと思われる方も多くいらっしゃるでしょう。

では、なぜ高学歴だと就職活動が有利になるのかご紹介します。

 ・嫌なことでも努力ができる

簡単に言ってしまえば、高学歴ということはすなわち勉強を頑張った結果という事です。

勉強と言えば、「将来の役に立たない」「面倒くさいしできればやりたくない」などを理由とし、多くの人が嫌いな部類に入り、努力できないことが多いでしょう。

そんな中で、多くの人が嫌いとされる勉強を周りの人に流されずに、“テストで〇〇点を取る!”“○○の大学に入る!”などの自ら設定した目標に向かって自主的に努力できるというのはとても評価されることなのです。なぜなら、社会に出て仕事をするということは、何も好きなこと、楽しいことだけをこなすのではなく、時には嫌いなこと、やりたくないことも取り込まなければならないからです。

 ・新しいことを取り入れる習慣がある

勉強と言えば、自分の知らないことを学ぶことであり、できないことをできるようにする作業といえます。

これも社会に出て仕事をするときも同じことが言え、仕事は学校で専門的なことを学ぶなどの時以外は誰しもができないことを教えてもらったり、取り組んでいきます。学生の時から自分の知らないことを積極的に学ぶ習慣があるのとないのとでは、就職してからの仕事を覚えるスピードに大きな差が出てくるのです。

2.高学歴=勝ちの時代ではない

・どこの大学だったかより、何をしてきたか

先ほどは“高学歴が有利!”とお伝えしましたが、何も高学歴の人が必ず勝ったり、高学歴でない人が負けていく。なんてことはありません。

一番大事なのは、偏差値の高い大学に入ることよりも、その大学で“何をしてきたか”です。

中には偏差値の高い大学に入ることを目標にし、予定通り入学はできたが、その後特にやりたいことがなく、何に対してもやる気が起きずに学生時代を過ごしてしまう方も多くいらっしゃいます。それに対して、偏差値が高いとは言えない大学に入ったが、授業やサークル、ゼミで自身のやりたいことをドンドンこなし、様々な経験をしてきたという方もいらっしゃいます。企業が興味を持つ就活生としては間違いなく後者です!

・高学歴ではなくても結果は出せる

1つ勘違いをしてはいけないこととして、高学歴が有利というのはあくまで有利なだけであり、絶対ではないという事です。社会には高学歴でも結果が出せていないが、高学歴ではない方が結果を出し、ドンドン出世している方も数多くいらっしゃるのです

3.将来性

・入社後は横一線

いかに学生時代で高い学歴だとしても、入社してしまえばだれもが”入社1年目“であり、これはどんなに優秀な人材でも、優秀でない人材でも共通して言えることです。つまりは、先ほどのどこの大学に入るかではなく、何をしてきたか。と同じで、入社した後はどこの会社に入るかではなく、その会社で何をしていくか。が重要なのです。

・新卒に対して即戦力を求めている企業は少ない

上記したように、企業が重視する人材としては学歴が高い人ではなく、将来的に自分の会社にメリット・利益をもたらしてくれる人材を欲しているのです。

そのため、ついこの間まで学生だった就活生にすぐに結果を求めている・結果を出せると思っている企業は少ないと思われます。しかし、早く仕事を覚えるに越したことはないので、本当の勝負はその会社に入社することではなく、いかに入社してから仕事を早く覚え、周りに差をつけていくことが重要となります。

※ただし、専門的な職種は即戦力を求めることが多いので注意が必要です!

4.就職活動への本気度

・早期退職の可能性が高い

逆に企業が避けたい人材としては、“入社してすぐに辞めてしまう人材”なのです。

企業も採用するにあたって大量の費用と時間を使っており、それらを無駄にしない為にもより長く利益を出してくれる人材を採用したい為、気軽には採用はできません。また、就職活動に対してどれくらい熱量を持って取り組んでいるかは入社後にすぐ退職する、しないに大きく影響が出やすいため、より就職活動に力を入れているかを重視しやすい傾向があります。

・本気で入社したい人を優先したい

先ほどの就職活動への熱量と似ていますが、企業もより自分の会社で長く働いてくれる人を採用する際には、どれだけ自分の会社に入りたい気持ちがあるかを重点的に感じ取ろうとします。

そのため、本当に自分が入社したいと思っている企業には、他の就活生がやっていないようなアピールが必要になるでしょう。

5.最後に

ここまでご紹介してきた内容をまとめると、就職活動で一番企業が就活生に求めていることは、

今何をできるかよりも、この先何をしてくれるかを重視する傾向があります。仕事のスキルや能力は入社後の研修や実践で身に付きますが、その為には意欲がなければ身に付くものも身に付きません。

そのため、面接時にアピールするべき点としては、過去の実績を伝えることももちろん必要ですが、それ以上に、自分がその会社に入ることでどれだけのメリット・利益が発生するかを重点的に伝えていくことが必要と言えるでしょう!

<文=西山 和宏>

当ライターの前の記事はこちら:面接時に気を付けるべき話し方!

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