就職活動・インターン

このマインドは危険!?就活生が入社までに直すべき考え方

こんにちは、今回はズバリ、”入社前の考え方”についてです。皆さんも内定や就職のために一生懸命就職活動に取り組んでいるところでしょうが、就職することは決してゴールではないと思います。

就職活動で大変なことや苦労することと言えば、自身が入りたい企業を探したり、面接時に、“何を伝えようか”“自分は何をアピールできるのか”などの対策をすることがあげられると思います。

しかし、本当に苦労したり悩むのは、むしろ“就職後”の方が多いでしょう。そのため、今回は就職をする前“このような考えがあると苦労する”“こんな考え方があるとトラブルが起こりやすい”というような危険な考え方について、実際の例なども踏まえてご紹介していきます!

目次

  1. 新人だから
  2. 遅刻するのはしょうがない
  3. とりあえず仕事をする
  4. 実家が一番
  5. 最後に

1.新人だから

・教えてもらうのは当たり前

誰しもが入社直後に考えてしまいそうなこの考え方ですが、この考え方は非常に危険です!

確かに会社からしても、仕事を覚えてもらうために仕事を教えるのは必然と言えるでしょう。しかし、会社は学校のように新卒側からお金を払っているのではなく、会社からお金をもらっている立場にあるのです。そのため、客観的に考えても、”会社が仕事を教えるのが当たり前”ではなく、”新卒が仕事を覚えるのが当たり前”というのが正しいと言えるでしょう。

・ミスをするのが当たり前

「新人だからミスをするのはしょうがない」ということをよく聞きますが、たしかにどんなに優秀な人でもミスはしますし、誰しもがミスをしてしまうのは仕方がないとも言えるでしょう。しかし、新卒であろうと、社歴が10年であろうと、同じお金をもらっている”プロ”なのです。また、取引先と仕事をする際にも、取引先からすれば自社にメリットがあるなら、その窓口は誰が対応しても関係はありません。そのため、取引先からすれば「新人だからミスをしました」などと言うような言い分は通用しないと考えるべきでしょう。

2.遅刻するのはしょうがない

・電車の遅延での遅刻はしょうがない

大学などであれば”遅延証明書”を提出すれば単位の免除がされたり、問題なく解決するケースもあるでしょう。しかし、社会に出てしまえばそれは一切通用せず、「遅延しても間に合うくらいの時間に出ればいいよね」と言われてしまえばそれまでになってしまいます。

取引先からすれば、窓口になってくれる方が遅刻しない方の方が都合が良いでので、”窓口は誰でも良い””遅刻しない人の方が良い”と考えるのは自然なことです。

・遅刻が原因で取引が無くなってしまうことも

先ほど”取引先からすれば窓口は誰でもいい”とお伝えしましたが、それは何も個人単位ではなく会社単位でも言える事なのです。今の時代、どの業界も数多くの会社が設立されており、そこの会社でなければできないサービスというのは稀な話です。そのため、「そんな軽い気持ちで取引しているなら、別の会社を選ぶから取引は解消で」と言われてしまうケースもあり得るのです。

3.とりあえず仕事をする

・仕事の時間を無駄に過ごす

皆さんは仕事をする上で何を目的に仕事をしているでしょうか。「お金を稼ぐために仕事している」「仕事をしなければいけないからとりあえず仕事をしている」という人も少なくはないはずです。この考え方、1番危険です!仕事はだいたい1日8時間ほどの勤務が多く1日24時間に対して約3分の1の時間を消費しているのです。その為、仕事の時間を無駄にする=人生の3分の1を無駄にするとも言えるのです。

・今の為に仕事をしている

仕事は基本的に60代、中には70代まで続ける人がいます。そんな時に重要となってくるのが「20代でいかに自身のスキルや能力を磨くか、どのような経験をするか」だとも言われています。そのため、「今とりあえず稼げればいいから」ではなく、「将来稼げるためにこのスキルは身に着けたい」という考え方で仕事に取り組んだ方が、仕事の幅が広がる為、将来の自分を変えて行く事もできるでしょう。

4.実家が一番

・自立できない

多くの人が大好きな実家ですが、実家や親に依存しすぎるというのも少し考えようではあり、「何か困ったときには人に頼れば大丈夫」という習慣が身についてしまうのです。たしかにいざという時は人や親に頼ることは間違いではありません、しかし、仕事に関しては自身で解決できることを増やしていくことが、成長にもつながっていくため、仕事もプライベートも自立ができない状態にもなりかねないのです。

・職場まで遠い

実家から職場が近いというケースであれば例外になりますが、基本的には実家から職場までは1時間ほどやそれ以上かかる方がほとんどでしょう。しかし、通勤時間というのは仕事をする上で一番不要な時間とも言われており、仕事効率を下げるとも言われています。そのため、できれば家から職場まで30分ほどで着けるところに住む方がいいでしょう。

5.最後に

ここまでで様々な考え方についてご紹介してきましたが、中には「古臭い考え方だ」「今は令和の時代だぞ」という風に思われることもあると思います。もちろん昔からの風習や考え方が、必ずしも正しいものではないかもしれません。しかし、中には昔からの風習や考え方の方が正しいこともあるので、「昔の考え方は自分には合わないから必要ない」と頭ごなしに無下に扱う必要もないと言えるでしょう。

<文=西山 和宏>

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