入社前に引っ越すべき！？新卒が会社の近くに住むメリット、デメリット

こんにちは、今回は就職活動中もしくは、就職活動が終わった後にやってくる問題である、“引っ越し”についてです。社会人となって新生活が始まるとなったときに、通勤に関する問題は多くの人が抱えることでしょう。通勤はリモーワークトでもない限り、誰しもが仕事をする上で日々経験するものであり、社会人生活が始まると同時に引っ越しを考えられる方も多くいらっしゃいます。しかし、誰しもがそんな簡単に引っ越しをできるわけではないと思います。そのため、今回は新卒入社の際に会社の近くに引っ越しをするメリットとデメリットを考慮した上で、引っ越しをするべきかどうかについてお伝えしていきます。

１．通勤時間の短縮ができる

・朝の時間が増える

出勤時の朝の時間といえば、皆さんもとても貴重な時間ですね。会社の近くに引っ越しをする最大のメリットとしては、出勤に使用する時間を短縮できることです。出勤時の時間が減ることで、仕事終わりに素早く家に着くことができたり、朝の準備に余裕が生まれるのです。

・ストレスが減る

会社が近いことでの出勤時のメリットとしては、なにも短縮できる時間が減るだけではなく、朝の通勤時のストレスも軽減することができます。皆さんが通勤する時間にはもちろん他の社会人の方も通勤する時間となっているため、通勤ラッシュが起こりやすいです。満員電車のぎゅうぎゅう詰めになっている状態が好きだと言う人もそうはいないでしょうし、狭い車両内で自由を奪われることストレスは計り知れませんね。また、朝にストレスを抱えた上で出勤をするのは1日のパフォーマンスを下げるとも言われているため、通勤時のストレスを減らすことは自然と１日の自身のパフォーマンスを上げることにも繋げられるのです。

２．業務効率が上がる

・生産性が上がれば年収も上がる

先ほどもお伝えしたように、職場が近いとそれだけ帰宅に使用する時間も少なくなり、ギリギリまで会社で仕事をすることができます。仕事に使用する時間が増えれば生産性も上がってくるため、業績も上げやすくなってきます。業績が上がればそれに応じて自身の給与面にも反映がされやすくなり、年収アップにも繋げることができるのです。

・通勤時間と年収

通勤時間は多くの人から人生の無駄な時間と言われているほどもったいない時間なのです。人によっては通勤時間に読書をしたり、資格の勉強をしようと考える人もいますが、他にも多くの人がいる車両内としっかりと勉強をする時間を設けて取り組んでいるのでは、天と地ほどの作業効率の差が生まれてきます。また、通勤に１時間かかる人の場合、30分で通勤できる人と同じ幸せを得るには、その人より“30％増しのお金を得る必要がある”とも言われており、いかに時間を自由に使うことが重要かわかるでしょう。

３．家事の負担

・料理の負担

実家暮らしであれば、家に帰ると料理が作られており食事にかける時間は非常に少なかったでしょう。しかし、1人暮らしとなると食事の買い出しや調理、食事からその後の片付けなども1人でするため、トータルでは1時間～2時間ほど食事に時間をかけてしまうと思われます。

・休日の家事

実家暮らしで助かっていたことと言えば、食事の他にも家事全般が言えるでしょう。実家で手伝いをしていた人でも忙しい時などに何度かは親に頼んでしまったケースもあると思います。しかし、１人暮らしともなればどんなに忙しくても、どんなに疲れていても身の回りの家事は全て自身で片付けなければなりません。中には、貴重な休日が丸１日家事で潰れてしまうという日も出てくるでしょう。

４．金銭面の負担

・食費

１人暮らしのデメリットとしては何も時間が奪われてしまうだけではありません。金銭的なデメリット言えば、実家暮らしではかかることも少なかった食費の面です。当たり前ですが、１人暮らしをする際には食材も全て自身で購入しなければいけないため、買い物にかかる時間だけではなく、費用も全て自己負担となります。

・家賃

１人暮らしの最大の費用負担と言えば、“家賃”ですね。地域や住む物件にもよりますが、平均しても月に6万円前後はかかってくるでしょう。都内では平気で8万や10万ほどかかるケースも多いです。月6万円という点でも大きな負担に感じますが、年間で計算してみても約70万円ほどは支払っていることになるのです。

5.＜結論＞メリットとデメリットの比較

・自身の状況次第

ここまでのメリットとデメリットを比較した上での結論ですが、ズバリ“自身の状況次第”となり、自身が重視する点が“出費の少なさ”なのか“通勤時間の短さ”によって、会社の近くで1人暮らしをするメリットとデメリットが変わってきます。そのため、「会社の近くに住みたいけど資金的にまだ難しい」というような方であれば、しばらくの間実家暮らしで貯金をして資金面に余裕が出てきたタイミングで、再度会社の近くに住むことを検討されるといいでしょう。

<文＝西山　和宏>

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