就職活動・インターン

なぜ受からない?内定が取れない人の特徴とは

就職活動をする上で、内定が取れる人がいれば、取れない人もいます。中には何社からも内定をもらっていて、自身が行きたい企業を自由に選ぶことができる人もいます。そんな人に対して「あの人は何か特別なスキルがあるんだろう」であったり、「きっと高学歴で優秀な人なんだろう」と思われる方が多くいらっしゃると思います。もちろん、特別なスキルや資格があったり、高学歴の方が就職活動が有利になるのは間違いないかもしれません。しかし、内定が”取れる”、”取れない”の差はそんなものではなく、もっと別のところにあったのです。

今回は、”内定を取れない人の特徴としてどのような共通点があるか”についてご紹介していきます。

目次

  1. 自己分析ができていない
  2. 業界についての知識がない
  3. 希望する会社のことを理解していない
  4. 選考が落ちた原因を改善できていない
  5. <結論>内定を取るには

1.自己分析ができていない

・就職活動は自分をアピールするものである

就職活動をする上で”自分”というのは、いわばアピールするための武器なのです。そのため、武器である自分を理解していなければ、どのようにアピールするべきなのかがわからずに効果的なアピールができないのです。

・強みや弱みを理解する

唐突に「あなたの強みと弱みはなんですか?」と聞かれた際に、スムーズに的確に回答ができる人はそうはいないでしょう。しかし、自身の強みと弱みを理解しているのは非常に重要なことであり、理解しているか、していないかでアピールの幅が変わってくるのです。

2.業界についての知識がない

・企業側も即戦力が来るに越したことはない

世間的には「新卒」はじっくり育てる、「中途」は即戦力と認識されていることが多いですが、企業側からすれば新卒が即戦力になるに越したことはなく、業界の知識や背景を理解している方が即戦力になりやすいのです。そのため、業界に関して知識があるか、ないかの違いは非常に重要となるのです。

・意欲が試される

業界についての知識は、何も初めから身につけておかなければいけないというわけではありません。むしろ、「知らなかった事でも入社するために頑張って調べたのか」と感心されるケースもあるので、大事なのは就職活動の為にどのような行動を取ったのかという点なのです。

3.希望する会社のことを理解していない

・本当に入社したいのかを判断される

企業に入社するということは、自身の人生を大きく変えるため、非常に重要なイベントとなります。そのため、本当にその会社に入りたいという人は、自身が入りたい会社の隅々まで理解しようとするのが一般的となります。企業側も内定だけ出しても入社してもらえないのであれば、変に期待して終わりとなってしまうので、入社意欲が高い人に対して内定を出したいのです。

・入社後のイメージのズレが少ない

入社する企業を理解しているか、していないかは何も入社前だけの問題ではなく入社後も重要な要素となってきます。新卒入社の方が入社後にすぐ辞めてしまう理由として多いのが、「入社前と入社後のギャップ」が挙げられます。そのため、入社前により会社の事を理解した上で入社した方がそのギャップは少なくなり、入社後の退職率が削減できるので企業は重要視していることが多いのです。

4.選考が落ちた原因を改善できていない


・ダメを繰り返しても結果は変わらない

面接は場数をこなせばこなすほど慣れていき、スムーズにこなせるようになっていきます。しかし、いかに場数を踏んで慣れていっても、その質を上げていかなければ内定をもらえる確率は上がりません。むしろ間違ったやり方を何度も繰り返していては、それまでの面接の経験が全て無駄になってしまうのです。

・自身のアピールの質を上げなければいけない

先ほど記述した”質”についてですが、面接で落ちるということは、必ず何かしらの理由があり改善点があるということなのです。どれだけ自身では上手く出来たと思っていても、実際に良し悪しを判断するのは面接官であるため、相手の基準に合わせていかなければいけません。特に面接の質を上げようとしている方は、面接が終わった直後に、直接自身の面接で改善するべき点を聞き出す方が多くいらっしゃいます。

5.<結論>内定を取るには

・自身の状況次第

ここまで内定が取れない人の特徴についてご紹介してきましたが、裏を返せば内定を取れている人はこれらのポイントを出来ているということなのです。また、自身の強みを増やしていこうとする際には新しい取り組みや経験が必要となりますが、弱みを無くす際には自身を分析して考え方一つ変えれば自然と強みだけが残り、アピールの幅が広がるのです。

面接官である相手に自分を理解してもらうには、誰よりも自分が自分自身を理解しておかなければいけません。そのため、皆さんも一度、第三者目線に立って自身の分析をすることで、よりアピールできる幅を広げてみてはいかがでしょうか。

<文=西山 和宏>

当ライターの前の記事はこちら:入社前に引っ越すべき!?新卒が会社の近くに住むメリット、デメリット

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