就職活動・インターン

私の就活こうだった~【23卒】早稲田大学人間科学部(大手メーカー等内定者)

株式会社シグマライズ(ΣTIMES運営会社)が運営している就職支援コミュニティ参加者で就職活動を終えられた方にインタビューを行いました。

これから就活を始められる方は是非、参考にしてください。

※トップ画像はイメージです。インタビュー当事者ではありません。

Q1:就職活動を始めた時期と就職活動を終えた時期を教えてください。

  • 始めた時期:大学3年生の5月頃
  • 終えた時期:大学4年生の5月頃

Q2:内定獲得企業と就職先企業を教えてください。また、その就職先企業を選んだ理由を教えてください。

  • 内定獲得企業:株式会社ベネッセコーポレーション、パナソニック株式会社、株式会社村田製作所
  • 就職先:大手IT企業

選んだ理由:東京勤務ができる、仕事量に見合った年収、自分のやりたいことができる、社員の方が自分の雰囲気と近い、キャリアの選択肢の幅が広い。

Q3:夏や冬のインターン参加企業数と本選考参加企業数を教えてください。

  • 夏:5社(IT1つ 教育1つ メーカー2つ 広告1つ)
  • 冬:1社(IT1つ)
  • 本選考:12社(教育1つ IT4つ メーカー4つ 広告1つ 印刷1つ エンタメ1つ)

Q4:企業探しや業界研究を行うために使っていたwebサービスを教えてください。またそれぞれのwebサービスをどのように使っていたかを教えてください。

  • ワンキャリア:ESの参考、面接の想定質問の材料
  • ビズリーチキャンパス:志望企業の社員の方との面接練習
  • Unistyle:特殊なテスト方式の確認
  • Techoffer:大手以外の企業を知る材料
  • 就活会議:面接のフロー確認、面接の想定質問の材料
  • オープンワーク:企業研究、企業のマイナス面の把握、内定後の深堀
  • Matcher:内定企業の社員との面談

Q5:就職活動開始当初の志望業界や志望職種を教えてください。

メーカー 技術職

Q6:就職活動が進むにつれて志望業界や志望職種は変わりましたか?また、それはなぜですか?

メーカー業界志望から業界へのこだわりはない形へと変わった。

大学3年の3月までは自分のやりたいことをやるために漠然とメーカー技術職として働くイメージを持っていた。しかし、3月に早期選考に応募した企業からの結果が出てきた時に、働くことに対する解像度が高くなり、迷いが生まれた。「自分が本当にやりたいことは何なのか」、「反対に嫌な環境はどんな場所なのか」などを考えるために、業界の幅を広げ、選考を受けながら検討した。

Q7:就職活動で一番大変だったことを教えてください。

就活をしなきゃいけないことに対するストレスだ。

心配症な性格からか、大学3年生の間は何をしていても就活がちらつくことが多かった。社会的な傾向として就活が長期化しているため、就活生が常にアンテナを張っていなければならず、「気づかないうちにチャンスを逃しているのでは、自分の就活は他の人よりもうまく行っていないのでは」と不安になることが多かった。就活を継続的にやることは大事だとは思うが、過度に不安がる必要もないと思う。難しいとは思うが、他の人と比べずに自分なりのペース配分を見つけることが大切だ。

Q8:就職活動を通して楽しかったこと、やりがいを感じたことがあれば教えてください。

面接で聞かれたことに対し、自分の普段考えていることを素直に分かりやすく話すことができて、相手にきちんと伝わり、良い反応を得られた時だ。

自分の準備していたことや調べていたことが活かされることも嬉しいが、自分のこれまでの活動や考え方を他者に認めてもらう経験は貴重だったと思う。自分がこれまでやってきた活動での苦い経験も、就活の中のエピソードとして消化することができ、自己肯定感を高めることができた。

Q9:OB・OG訪問はされましたか?またどのようにOB・OGを探しましたか?

ビズリーチキャンパスやMatcherの就活アプリを使って探していた。会社によっては学部卒が技術職として入れない場合もあるため、同じ学部や近い専攻の人を積極的に探し、応募企業について伺った。

Q10:ESを作成するにあたりどんなことに気を付けていましたか?また、作成するにあたり支援を受けた人やサービスがあったら教えてください。

ES特有の構文があるので、ワンキャリアで分かりやすい文章を書いている人や近しいエピソード(私の場合はサークルの時の人間関係について等)を書いている人を探し、内容ではなく構文を参考にした。ES添削は就活をしていない友人や就職支援コミュニティ【α】の斎藤さんにお願いしていた。ESを書くのが憂鬱ですごく苦手だったため、一人でやるのではなく、友人と話しながら書くなど工夫していた。

Q11:面接対策はどのように取り組まれましたか?また、対策するにあたり支援を受けた人や良いサービスがあったら教えてください。

面接官だったら何を聞きたいかを考えながら、30秒、1分自己紹介やガクチカに関連する回答集などを作成した。加えて、ワンキャリアや就活会議に載っている珍しい過去質問もそれぞれの企業ごとに回答集を作成した。人を相手にした面接練習をするとイレギュラーが起こった際に緊張しすぎてしまいむしろ苦手だと就活序盤に気づいたため、あえてやらずにぶっつけ本番で挑んでいた。

Q12:Web試験対策はどのように取り組まれましたか?また、対策するにあたり支援を受けた人やサービスがあったら教えてください。

SPIの赤本を1周程した。ウェブテストは解いている最中にスクショをして、それを後で時間をかけて解き直してから、スプレッドシートにまとめて回答集を作成し、対策した。しかし、テストセンターは受ける機会があまりなく本選考からスタートで最後まで苦手だった。テストセンターを受けられる企業を探しインターンの段階で受けておくと安心感につながると思う。

Q13:グループディスカッションの対策はどのように取り組まれましたか?また、対策するにあたり支援を受けた人やサービスがあったら教えてください。

就職支援コミュニティ【α】のGD対策イベントに何回か参加した。インターンでのグループワークの経験も活かされたと思う。自分がその場でなれる立ち位置はどこなのか、周りの雰囲気から何となく考えるようにしていた。コンサル志望ではなかったため、積極性と協調性を中心に意識した。アイデアを出す場合は、新しいアイデアをすぐに考えるのは難しいので、自分だからこその視点(経験や学問領域)からの意見を検討するよう意識した。自分の肌感ではあるが、技術職での面接は積極性と協調性、企画職の面接ではそれに加えてアイデア力がみられていたと思う。

Q14:その他、選考対策にあたり取り組まれていたことがあれば教えてください。また、対策するにあたり支援を受けた人やサービスがあったら教えてください。

新聞を読んでアンテナを広げること。 企業の側から「興味のあるサービスは?」と聞かれることはあまり多くなかったが、興味を持ったサービスやその視点、自分なりに考えた改善点を伝えたりすると、企業への志望度が高いことが伝わっていたと思う。大企業では「御社が第一志望です」という言葉が求められているというより、そういった細やかな興味や働く時を想定した回答が求められていると思った。

Q15:自身の就職活動を振り返って、うまくいったこと、うまくいかなかったことをそれぞれ教えてください。

【上手くいったこと】

面接。面接の回数を重ねていく中でなんとなくコツがわかるようになった。面接官を惹きつけるために、自己紹介で他の人がやっていない珍しいことや自分にとってギャップになることを話した(真面目な印象を持たれやすかったので、研究のためにゲームを始めた、など)。私がやってきたことはあまり特別ではなかったので、そこは謙虚に話すことで(「小さなことではありますが、」などの枕詞)、面接官から素直に受け止めてもらえることが多かった。返って卑屈な印象にならないように、論理性と前向きな印象になるようにも気をつけた。

【上手くいかなかったこと】

エントリーする企業の検討の仕方。最後の最後まで自分に合った企業がどんなところなのかが想像つかず、苦悩した。行き当たりばったりでESを提出することも多かったし、企業を深く知らないのでESの内容に悩んでしまうことも多かった。3年以前から企業についていろいろ調べているとまた見え方が違ったのかなと思うこともあった。

Q16:就職活動を終えられて、残りの学生生活はどのように過ごそうと考えていますか?また、どのような社会人を目指していますか?

残りの学生生活は、卒業研究をしながら大学生だからできることをやりたいと思っています。小さいことにはなりますが、学割を使って映画館や美術館に行ったり、研究室やサークルという一つのコミュニティに絞るのではなく、関わりを増やしたりしていくことです。大きなこととしては、出版サークルでの経験を活かして自分一人で冊子を作ってみたいと思っています。 将来は、コツコツとできることを増やし、自分の意見を段々と仕事に反映できる社会人になりたいです。最初は慣れなくて苦労するとは思いますが、自分のペースで続けていきたいです。

Q17:最後に、就職活動に関して24卒の方にアドバイスをお願いします。

就活は大変だとは思いますし、実際に大変でもありました。周りの人と比べて、自分のガクチカが弱いと感じ自信を失くしてしまうこともあると思います。他の人と被らないガクチカがあればもちろん素敵ですが、そうでなくても大丈夫です。私自身がそうだったように、面接を重ねてく中で、ウケの良い言葉や自分のギャップとなりそうな言葉を探していけば魅力的に見せることができると思います。お互いにこれから慣れないことも多く大変ですが、一緒に頑張りましょう!

〈文=株式会社シグマライズ 代表取締役社長 社会保険労務士 斎藤 清二(@sigmarize)〉

株式会社シグマライズでは、就活生向けに「就職支援コミュニティ【α】」というLINEのオープンチャットにて就活生の支援を行っています。過去のコミュニティ利用者にサポーターとしてコミュニティに残ってもらっていますので先輩に相談することも可能です。

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