株式会社シグマライズ(ΣTIMES運営会社)が運営している就職支援コミュニティ参加者で就職活動を終えられた方にインタビューを行いました。
これから就活を始められる方は是非、参考にしてください。
※トップ画像はイメージです。インタビュー当事者ではありません。
Q1:就職活動を始めた時期と就職活動を終えた時期を教えてください。
始めた時期 3年生の5月
終えた時期 4年生の4月
Q2:内定獲得企業と就職先企業を教えてください。また、その就職先企業を選んだ理由を教えてください。
内定獲得企業
食品業界(フードサービス) 1社
IT業界(SIer) 3社
就職先企業
東京のIT企業(SIer)
理由
SEのコツコツと取り組む仕事内容やチームで行う仕事が多い点が自分の性格に合っていると思ったため、IT業界(SE)を特に志望していました。
数ある中でも就職先企業を選んだ理由は、私自身最も興味があった企業のDXを推進する製品の自社開発に携わることができる点に魅力を感じたことと、規模や働き方など自分の求めている条件に一番近かったからです。
Q3:夏や冬のインターン参加企業数と本選考参加企業数を教えてください。
インターン参加企業数:20社(1day含む)
本選考参加企業数:12社
Q4:企業探しや業界研究を行うために使っていたwebサービスを教えてください。またそれぞれのwebサービスをどのように使っていたかを教えてください。
・マイナビ
主に企業探しや業界研究に使用していました。
業界地図やあらゆる業界・職種の説明が簡単にまとめられた記事などもよく見ていました。
・ワンキャリア
企業研究に使っていました。先輩のESや面接で聞かれた内容、その企業が求めていることなどの詳細が掲載されているため、参考にしていました。また、企業説明会やセミナーなどのイベントも無料で開催しているので参加していました。
・あさがくナビ
中小企業を探す際に使用していました。
・OfferBox
企業からオファーがくるため、特にインターンの時には自分の関心のなかった業界からのオファーも良さそうであれば参加し、様々な業界を勉強するようにしていました。
Q5:就職活動開始当初の志望業界や志望職種を教えてください。
業界は銀行や生保などの金融業界をメインに見ていました。食品業界も少し見ていました。
志望職種は、総合職か営業志望でした。
Q6:就職活動が進むにつれて志望業界や志望職種は変わりましたか?また、それはなぜですか?
変わりました。
夏のインターンシップを通じて、本当は何がしたいのかや自分の適性、イメージと実際の業務内容のギャップなどが明確化し、志望業界が変わりました。
夏のインターンシップは食品業界や金融業界をメインに見ていたのですが、少しだけIT企業にも参加していました。そこでIT業界に関心を持ち、秋もインターンシップに参加して業界研究をする中で、IT業界と元々志望していた食品業界(特にフードサービス)を主に志望するようになりました。
Q7:就職活動で一番大変だったことを教えてください。
落ち込みすぎないように気持ちをコントロールすることです。
私は少しのことでも気にしたり落ち込んだりしてしまう性格であるため、そのネガティブさが選考で出ないように気をつける必要があると考えていました。そのため、インターンシップでうまくいかなくても次があると自分を励まし、選考で落ちても反省しつつ人生経験だと吹っ切れるようにしていました。あとは友人と遊んだり音楽をきいて休憩したりなど、リフレッシュすることも大切にし、沈んでいる気分を自分で上げていく点が大変でした。
Q8:就職活動を通して楽しかったこと、やりがいを感じたことがあれば教えてください。
楽しかったことは、役員の方や社長とお話しすることができた点です。普段であればなかなか会えない方々とお会いし、自分の面接のフィードバックや業界についてお話ししていただく機会は就職活動している人でなければ経験できないことだと思います。貴重な経験をさせてもらい、楽しかったです。
やりがいとしては、面接やGDのフィードバックでお褒めの言葉をいただいた際に、もっと頑張ろうと思え、そしてその褒めていただいた部分を志望度が高い企業で活かすことができた際にはやりがいを感じました。
Q9:OB・OG訪問はされましたか?またどのようにOB・OGを探しましたか?
人事部を通してのOG訪問を1回しました。(内定を頂いた企業ではないです)
志望企業のOGの方があまりいなかったため、社員の方との座談会付きのインターンシップやイベントがあれば積極的に参加し、質問をしていました。
Q10:ESを作成するにあたりどんなことに気を付けていましたか?また、作成するにあたり支援を受けた人やサービスがあったら教えてください。
結論ファーストや抽象的な言葉を使用しないなどの基本に加えて、私は「社員の方から実際に聞いた情報を取り入れること」に気をつけていました。
インターンシップやOB訪問で得た情報を取り入れることが特に良いと思うのですが、難しければ説明会で感じたことでも良いので取り入れていました。例えば「インターンシップで社員の〇〇様から他社との違いは〜と聞き、その点に魅力を感じました。」「説明会で社員の方からお客様と接する際に〇〇を心掛けているとお聞きしました。」などHPには書いていない情報を書くようにしていました。実際にそのように書いたESの方が、通過率が高かったです。
支援を受けた方は、就職支援コミュニティの斎藤さんに自己PRやガクチカを何度も添削していただきました。また、大学の就職課では志望理由などを添削していただきました。
サービスとしては、ワンキャリアのES作成のセミナーや先輩のESを見て構成やポイントなどを学びました。
Q11:面接対策はどのように取り組まれましたか?また、対策するにあたり支援を受けた人や良いサービスがあったら教えてください。
模擬面接や面接対策のイベント、早期選考に積極的に参加し、場数を踏むことで対策しました。
また、面接後は思い出せる限り、質問されたこととその質問に対して自分はどのように答えたかをノートにメモしておき、一貫性を持ってその後の選考に臨むようにしていました。特に一次面接は質問されることが似ていることが多いので、他の企業の面接にもこのメモは活かせると思います。
またその下には、自分なりに感じた面接の良かった点と反省点を書いて、次の面接では良かった点を活かしつつ、反省点で書いたミスをしないように心がけていました。
支援を受けた方は、就活支援コミュニティの斎藤さんに一対一で練習の機会を設けていただきました。大学の就職課の方にも模擬面接を何度もしていただきました。
サービスは、ワンキャリアやマイナビのセミナーで面接のマナーなどを学び、対策をしました。面接対策ができるイベントにも参加しました。
Q12:Web試験対策はどのように取り組まれましたか?また、対策するにあたり支援を受けた人やサービスがあったら教えてください。
私は数学が得意ではないので『これが本当のSPI3だ!(赤い本)』を2周程度し、基礎をある程度固めた後に『SPI &テストセンター(青い本)』で実践問題を何周か解きました。
また、大学開催のSPI対策講座があったため、少しだけ利用しました。
Q13:グループディスカッションの対策はどのように取り組まれましたか?また、対策するにあたり支援を受けた人やサービスがあったら教えてください。
斎藤さんの就職支援コミュニティのGD練習に参加させていただき、対策しました。
そして、グループディスカッションがあるインターンシップや早期選考に参加し、場数を踏みました。
Q14:その他、選考対策にあたり取り組まれていたことがあれば教えてください。また、対策するにあたり支援を受けた人やサービスがあったら教えてください。
ネットでもいいのでニュースを毎日チェックするようにしていました。また、ただ見るだけではなく面接で聞かれてもいいように、そのニュースについて自分はどう思うか、特にどの部分を問題に感じるか、どのような解決策が考えられるかなどを大まかに考えていました。世の中の動向が分かる上に、実際に面接で「どのような時事問題に関心があるのか、そして自分はその問題に対してどのように考えているのか」を聞かれたことがあったため(私が卒論で社会問題を取り扱っているからかもしれないのですが)日々行っていて良かったと思いました。
またI T業界志望であれば、未経験で入社できる企業でも必ずと言っていいほど面接で「I Tに関して今取り組まれていることはありますか。」と聞かれるので、私はITパスポートの本を読んだり、「Progate」というプログラミングを体験できるアプリで実際にプログラミングを行ったりしていました。大体感想も聞かれるので、自分なりに感じたことをまとめておくと良いと思います。
Q15:自身の就職活動を振り返って、うまくいったこと、うまくいかなかったことをそれぞれ教えてください。
うまくいったことは、早期選考に積極的に参加して場数を踏んでいたため、本選考や第一志望の企業で焦らず落ちついて選考を受けることができた点です。3月までに選考を沢山経験していたため、良いスタートダッシュが切れたと思います。
うまくいかなかったことは、企業を選択する際に、事業内容ばかり見ていて、自分のキャリアや適性まで考慮できていなかった点です。
私は最初の第一志望の企業はIT業界ではなく、フードサービスの企業でした。特に事業がとても魅力的で入社したいと思っていました。有難いことにその企業に早期選考で内定を頂くことができたのですが、改めて考えてみると事業内容は非常に魅力的だったのですが、事業内容ばかり見ており、実際は私が考えている働き方と異なっていたり、自分の適性にあっていないと強く感じました。そこから自分の本当にやりたいことや適性、キャリアについてなど色々と考えた結果、IT業界が第一志望となったのですが、IT業界の志望企業の面接結果が出るまで、焦って興味のない企業にエントリーをしてしまったり、今まで見ていなかった業界をいきなり見始めたりなど空回ってしまった時があったため、勿論事業内容に関心を持てることは非常に大切なのですが、事業内容とともに自分の性格や適性、自分が本当に望んでいる条件、働き方ができるかなども最初から考慮することが必要だったと思います。
Q16:就職活動を終えられて、残りの学生生活はどのように過ごそうと考えていますか?また、どのような社会人を目指していますか?
自分の好きなことをする期間と社会人準備期間にしたいと考えています。
好きなことは、遊ぶこともですが、就職活動で学業が疎かになっていたため、卒論研究にしっかりと取り組みたいです。
また、就職活動をする中で私自身まだまだ社会について知らないことや身に付いていないマナーが沢山あると感じたため、ITに関する資格勉強をするだけでなく、ビジネスマナーや社会人としての知識を勉強したいと思います。
Q17:最後に、就職活動に関して23卒の方にアドバイスをお願いします。
就職活動は自信を持つことが大切だと個人的には思いました。
ここまで様々なことを書かせていただきましたが、私は就職活動を始めたばかりの頃は本当に自分に自信がなかったです。しかし、そんな私でも早期選考やイベントに積極的に参加したり、就職支援コミュニティの斎藤さんをはじめ、多くの方々に相談に乗っていただくことで(大変お世話になりました。)自信をつけられるようになり、納得内定することができました。絶対に大丈夫、私を落とすなんて!くらいの自信を持つようにして選考を受けていました(笑)。私が出来るので、皆さんならもっと大丈夫だと思います。
気を張りすぎずに、自分を大切にしながら就職活動頑張ってください!応援しています!
〈文=株式会社シグマライズ 代表取締役社長 社会保険労務士 斎藤 清二(@sigmarize)〉
株式会社シグマライズでは、23卒向けに「就職支援コミュニティ【α】」というLINEのオープンチャットにて就活生の支援を行っています。22卒のコミュニティ参加者にもサポーターとしてコミュニティに残ってもらっていますので先輩に相談することも可能です。
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