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なぜ私が4ヵ月でのべ500件のES添削を行ったのか

株式会社シグマライズの斎藤です。

現在22卒向けの就職支援コミュニティを運営しており、現在230名ほどの方に在籍してもらっています。メンバーにはESの添削、面接対策、GD練習会などを行っています。

現在は、夏のインターン募集が落ち着いていて、夏インターンが決まった方については、夏休みの期間を利用して各社インターン参加に励んでいるものと思います。インターン参加される方は、是非、頑張ってもらいたいです。

また思ったようにインターンの選考がうまく行かなかったという方については、もう一度、ガクチカや自己PRを夏休みの期間にブラッシュアップされると良いと思います。

ガクチカ、自己PRをブラッシュアップするお手伝いは、私の方でかなりできると思います。(見直したい人は是非、ES添削を依頼下さい)

思えば、5月にTwitterでES添削の希望者を募った所、かなり多くの方から依頼を頂き、5月~今までで延べ500件近いES添削をしてきました。(多分、この期間にES添削を行った量としては、日本一じゃないでしょうか?一時期依頼が多すぎて本業の方がおろそかになりかけました。)

なぜ、本業をおろそかにしかけながら、新卒の就職支援をやっているか、なのですが、いくつか理由があります。

今回は、私が「就職支援コミュニティ」を作って新卒の就活支援を行おうと思った理由について書きたいと思います。すでにコミュニティを利用している方も、そうでない方も、そういう理由でやってるんだぁ。とちょっと思ってもらえると嬉しいです。(共感してもらえるとかなり嬉しいです。)

1.大学生が社会人と交流する機会が少なすぎる

大学生が自身のキャリアを考えるに当たって、話を聞ける社会人が少なすぎると思っています。身近な社会人として親族や直接の大学の先輩ぐらいしか話しを聞ける人がおらず、親族だと年上過ぎて参考にならなかったり、先輩だと年が近すぎて参考にならなかったり、偏りがあると感じています。

私は今34歳で、コンサル会社でサラリーマンを6年経験したのち、独立して経営者になりましたが、私が大学生を支援すれば、大学生にもっと幅広い層の社会人と交流する機会を与えることができ、それをきっかけに自身のこと、自身のキャリアのことをもっと深く考えてもらえると思ったからです。

2.仕事を楽しいものと捉えている人が少なすぎる

これは日本の教育制度とも関連するのですが、義務教育、高校、大学で民間企業で働くことや、事業を起こすことを楽しいことだと教えてくれる人が少なすぎると感じています。これはサラリーマンとして働き始めても同じです。ほとんどの方が自分の苦痛な気持ちと引き換えにお金を稼いでいると感じています。でも、そうでない働き方はあるし、そういう働き方を選択できている人達はいます。苦痛の対価としてお金を貰っている、という価値観はヤバいと思っています。我慢をすることと、仕事で成果を出すことは全然違います。

前職でコンサルタントをやっていた時に、その組織の中で一番楽しそうに仕事をしていた人は、会社の経営者でした。その印象がとても強くあって、自身も経営者になろうと思って独立をした経緯があります。仕事を楽しいものと捉えている人が身近にいると、仕事を楽しめるチャンスが広がります。

これも私を含め、私の周りには仕事を楽しんでいる人が多かったので、私が、大学生の就職支援をする中で仕事を楽しんでもらえるようになるのではないか、と考えました。

3.就職をゴールにしないでほしい

就職は、社会人になる一歩目になる方が多いですが、長い仕事人生の中では、転職や起業や副業を行ったりと複数の選択肢があります。仕事をする中で、いろいろな働いている人と接する中で仕事の選択肢は広がっていきます。

実際に、私の方で就職支援だけでなく、学生の起業支援も行っています。実際にビジネスアイデアを聞かせてもらったり、それに対してアドバイスをしたり、実際に少額の融資をして事業立ち上げを支援したりもありますし、実際に法人を立ててこれからサービスを開発してくステージの大学生の方もいます。

就職はあくまで自身のキャリアの選択肢の一つだと考えると良いと思います。将来的なキャリアの選択肢を広げるためにも同年代で事業を起こした人や起業をした人の話しを聞いてみると良いと考えています。

当社では、学生の就職支援だけでなく起業支援も行っているので、私が、大学生の就職支援をする中で就職する大学生と起業する大学生が交流する機会を作ることもできます。

4.能力を最大限発揮して欲しい

これは私の価値観なのですが、人は「自身の能力が最大限発揮された」と感じた時に幸せを感じると考えています。

「自身の能力を最大限発揮される」ためには、自分がどういった能力を持っていて、(もしくはこれから獲得する予定で)どのような環境下でその能力が生かせるか、を知らなければいけません。

そしてそれを知るためには、知識と経験が必要になります。すでに知っていること、すでに経験したことからは、新しい気づきはありません。新しい気づきを得るためには、どうしても新しいことに挑戦する必要があります。

その挑戦が、就職活動でも起業でも良いと思います。自身の能力を最大限発揮するための挑戦をしてもらいたいと考えています。私は、その挑戦を上に書いた1.~3.の理由で他の人より支援できると考えています。

5.楽しそうに仕事している人と働くのは楽しい

私が大学生の支援をすることで、能力を発揮できる方が増えると考えています。その方達は仕事を楽しいものと感じ、仕事を通して幸せを感じることができると思います。

そういう人たちが日本に沢山いたら、とても良いと思いませんか?

私は今の仕事を通して、そういった社会の実現を達成したいと考えています。

それが、私が「就職支援コミュニティ」を作って新卒の就活支援を行おうと思った理由になります。

これを読んだ人は是非、自身の可能性を信じて、能力が最大限発揮されるように挑戦してみてもらいたいです。

〈文=株式会社シグマライズ 代表取締役社長 社会保険労務士 斎藤 清二(@sigmarize)〉

株式会社シグマライズでは、23卒向けに「就職支援コミュニティ【α】」というLINEのオープンチャットにて就活生の支援を行っています。22卒のコミュニティ参加者にもサポーターとしてコミュニティに残ってもらっていますので先輩に相談することも可能です。

サービスの詳細について知りたい方は、こちらのサービス紹介ページから詳細確認下さい。