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広告業界って?会社の種類から向いている学生の特徴まで徹底解説!

広告業界についてあなたはどのようなイメージを持っているでしょうか。

この記事では、22卒で広告代理店に内定を頂くことができた私が、広告業界について解説していきます。

「広告業界ってどんな会社があるんだろう。」

「広告業界の仕事の種類や向いている学生の特徴が気になる。」

という方は、ぜひ読んでみて下さい。

目次

  1. 広告業界とは
  2. 広告業界の代理店は3社
  3. 広告業界の売上ランキングTOP5
  4. 広告業界の仕事の種類は大きく3種類
  5. 広告業界に向いている学生の特徴3選
  6. 広告業界の今後の展望

1.広告業界とは

「広告」は企業がモノやサービス、アイデアをよりたくさんの人に知ってもらう、また使ってもらうための手段の一つです。

広告を掲載できる場所としてはテレビ、ラジオ、雑誌や新聞などがこれまでは主流でした。

しかし今では通信技術の発達やスマートフォンの普及により、企業はインターネット上にも広告を表示させるようになり、様々なスタイルの広告が世の中で見られるようになりました。

2.広告業界の代理店は3社

広告業界のビジネスモデルはザックリいうと、

  1. 広告主が広告代理店に広告の企画・制作を依頼する
  2. 広告制作会社や媒体社も交えてすり合わせを行う
  3. そして最終的に私たち消費者のもとに届く

のような構造になっています。

ここでは、広告主と密接な関わりがある「広告代理店」に焦点を当てて解説していきます。

広告代理店は、大きく3つに分けられます。

  • 総合代理店
  • 専門代理店
  • ハウスエージェンシー

業界を理解する上で基本なのでしっかり押さえておきましょう。

総合広告代理店

総合広告代理店は一言で業界の「なんでも屋」です。

テレビや新聞、雑誌、ラジオ、CMなどあらゆる広告媒体を取り扱います。

大手クライアントも非常に多く、何億もの予算をかけたCMの企画・制作を行うことも珍しくありません。

広告業界でダイナミックな仕事がしたい学生に向いているでしょう。

専門広告代理店

専門広告代理店は、特定の広告媒体に特化して取り扱っている代理店です。

新聞、雑誌、インターネットなど様々です。

少数の専門領域にて案件を受注しているので、実際の仕事内容も領域に特化した仕事になりやすいです。

よって広告業界で専門スキルを身につけたい学生はリサーチしてみるのがおすすめです。

ハウスエージェンシー 

広告主が特定の事業会社になる代理店です。

わかりやすく言うと、事業会社の広告部門が独立して生まれた企業のこと。

特にメーカーや鉄道会社から派生した会社が多いです。

好きなサービスや業界があるなら、その関連会社に広告会社があるか調べてみるのが良いでしょう。

3.広告業界の売上ランキングTOP5

広告業界の売上ランキングTOP5は以下のようになります。

TOP3にランクインしている電通、博報堂、サイバーエージェントは多くの人が聞いたことがあるんじゃないでしょうか。

またこの表から、専門代理店の1位はサイバーエージェントであることが分かります。

4.広告業界の仕事の種類は大きく3種類

次に、広告業界の仕事を見ていきましょう。

  1. 営業
  2. クリエィティブ
  3. 媒体

代表的な職種を3つ挙げて紹介します。

①営業職

営業職は、広告主の要望をヒアリングして最適な広告戦略をプランニング・提案する仕事です。

広告主とのコミュニケーションが非常に大事な職業なので、人との関わりが上手もしくは好きな人に向いています。

②クリエイティブ職

クリエイティブ職は、広告主の要望を実際に、目に見える形に落とし込む仕事です。

勘違いしやすいのはデザイナーとは異なる職種であること。

クリエイティブ職は一般的に、デザイナーが制作した成果物に対しての責任者です。

そのことからクリエイティブプランナーとも呼ばれています。

③媒体職

媒体職は、営業が獲得してきた案件を広告として掲載してもらう媒体社とのやりとりを行う職種です。

媒体(各メディア)への交渉力や社内で媒体情報を共有するなどの調整力が求められます。

5.広告業界に向いている学生の特徴3選

次に広告業界に向いている学生の特徴を3つ紹介します。

  1. コミュニケーション能力が高い
  2. 好奇心が旺盛
  3. 数字に強い

順番に見ていきましょう。

①コミュニケーション能力が高い

広告代理店は広告主と制作会社、もしくは消費者との仲介的なポジジョンにあたります。

様々な案件を同時並行かつ複数の関係者とすり合わせることも多く、コミュニケーション能力が必要です。

学生時代にチームスポーツに取り組んだ経験などは生かせる可能性が高いでしょう。

②好奇心が旺盛

好奇心旺盛な人も広告業界に向いています。

先ほど少し触れましたが関わる広告主の業界は一つではありません。

そのためあらゆる知識に触れること自体を楽しめないとストレスに感じてしまう場面が出てくるかもしれません。

③数字に強い

最後に数字に強い人です。

近年、広告業界はデジタル化が進んでいます。

これまでは難しかった広告効果を数字で分析して改善することが可能になっているのです。

数値の種類もたくさんあるので、それらを正しく読み取る力が求められます。

6.広告業界の今後の展望

最後に広告業界の今後の展望についてです。

国内の広告費は、マスコミ(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)、インターネット、プロモーションメディア(チラシや屋外広告など)で構成されています。

近年インターネットやスマートフォンの普及でインターネット広告は伸びる一方、テレビに代表される既存マスコミの広告費は減少しています。

さらに企業のデジタル化が起きているため、今後はどんどんインターネット広告市場が伸び続けると考えられます。

しかしだからといってインターネット広告業界に就職すれば安心、というわけではありません。

インターネット広告はプライバシーの観点から、個人情報の利用に厳しく制限がかけられつつあり、インターネット広告の強みであるターゲティングがしにくくなるのではないか、という意見も挙がっています。

そうなってしまえば、インターネット広告業界は大きな打撃を受けるでしょう。

すなわち完全に安心安全な道はありません。

「自分のやりたいことと選んだ道には自分で責任をもつこと」が広告業界に限らず大切になってきます。

<文=葵_あおい>

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