就職活動・インターン

コロナ禍から見える就活に対するホンネから対策を考える

東洋経済オンラインに、先日「コロナ2年目「就活川柳・短歌」に込めた学生の本音」という記事が掲載されました。

実際にコロナ禍で就活した学生の本音が溢れているこの記事からは、今までの先輩達とは違う経験と本音が垣間見えます。今後の就活に向けて参考になりそうなヒントが詰まったこの記事、先輩たちはどんな経験をしたのでしょうか。

目次

  1. 就活川柳・短歌って何?
  2. オンライン面接に慣れすぎた果てに
  3. 対面面接に対応できない?
  4. コロナワクチン接種時期も考慮する学生
  5. 対面とオンライン面接、両方の対策を準備しよう

1.就活川柳・短歌って何?

就活川柳・短歌は、HR総研(ProFuture株式会社)と「就活会議」(就活会議株式会社)が共催して、2022年卒の「就活会議」会員を対象に募集しました。

2021年7月1日~7月8日に募集し、応募総数が106作品、入選作品が14作品でした。

この記事には載っていませんが、同時期に2022年卒の新卒採用を実施した企業を対象に採用川柳・短歌も募集していました。こちらは応募数76作品、入選作品13作品と少なめ。応募傾向から、この時期には新卒採用活動がひと段落していることが伺えます。

2.オンライン面接に慣れすぎた果てに

就活川柳の最優秀賞は「最終で 初の対面 意気込めど いきなり役員 何も話せず」

コロナ禍前は、エントリー後、インターンやOB訪問、会社説明会・一次面接といった早い段階で採用担当者や志望企業の社員と顔を合わせていました。

しかし、コロナ禍になると状況は一変。オンラインで会社説明会や面接が当たり前のように行われるため、学生も自宅などのリラックスできる場所で受検する機会が増えます。

オンラインでは直接相手が目の前にいるわけではないため、オンラインツールの操作に慣れていれば、慣れた空間で対面ほど緊張感や独特の雰囲気なく選考を進んできた学生も多かったようです。

最終面接となれば、さすがに企業側も「一度は学生本人と直接対面しておきたい」という心理が働き、最終面接だけ対面という企業も多く存在しています。

しかも最終面接の面接官は、人当たりのいい採用担当者ではなく会社の上層部である役員層が担当です。今までオンライン面接で慣れ親しんだ場所で受検していた学生にとって、このギャップはかなりのもの。乗り越えられず、何も答えられなかった学生の心境はとてもわかります。

3.対面面接に対応できない?

優秀賞の「オフライン 接続不良か 吃りがち」も同じく、オンラインに慣れた学生がオフライン(対面面接)になった途端話せなくなる状況を詠んだもの。

学生・企業双方にとって、オンラインでも対面面接でも重要な選考過程であることは変わらないものの、緊張感は雲泥の差があります。

企業にとっては、オンラインツールは会議をはじめ、多数の志望学生と面接を重ねているため使い慣れたもの。さらに採用担当者や最終面接を担当する役員層は、今までに何度も場数を踏んでいるため、緊張することはありません。

対する学生は、対面面接の場数がコロナ禍前に就活した先輩達よりも圧倒的に少なく、意気込みを持って挑むのですが独特の雰囲気に飲まれてしまい撃沈することがあります。

パソコンのモニターを見て話していると気付きにくい面接官の様子も、目の前にいる生身の面接官が相手になると、ちょっとしたしぐさが気になってしまうものです。 もちろん模擬面接などの対策は取っているはずですが、志望度が高いほど空回りしやすい傾向があるため、注意が必要となります。

4.新型.コロナワクチン接種時期も考慮する学生

続いては、「副作用 怖くて打てず 最終へ 就活終えて ワクチンか」という川柳です。

現在、新型コロナウイルスのワクチン接種が高齢者や医療従事者などから始まり、徐々に学生などもワクチン接種の機会が回ってきています。

そこで気になるのが副反応。

副反応の影響で、接種後の数日間は体調不良になる可能性があると聞けば、面接などと重ならないようにタイミングを調整したいところです。

ただし、面接日程は流動的です。

前々から面接日程が決まっていればいいのですが、選考状況によって直前に決まることも多く、就活中はワクチン接種を予約することをためらってしまいます。

志望企業から内定を得てから接種を受けるのが最善なのは間違いありません。 選考状況をにらみながら、ワクチン接種を考えるのもひとくろうかもしれません。逆に、2023年卒の学生は、インターンなどの合間に早めに摂取できるようなら受けておいた方がよさそうです。

5.オンラインと対面面接、両方の対策を準備しよう

コロナ禍でオンライン面接が増えたとは言いますが、最終面接だけは対面で行う企業がそれなりにあることが現実。また、オンライン面接も接続不良などのトラブルや独特の間合いに慣れておく必要があります。

コロナ禍の就活では、今までの先輩たちと違ってオンライン・対面両方の面接対策が重要なことが入選作品から浮かび上がってくるのではないでしょうか。

今後も、コロナ禍が落ち着くまで時間がかかることや、コロナ禍が落ち着いてもオンライン面接は一定数行われることが見込まれます。後輩にも積極的に経験を伝えていきたいところです。

<文=葉月智世>

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