株式会社シグマライズ(ΣTIMES運営会社)が運営している就職支援コミュニティ参加者で就職活動を終えられた方にインタビューを行いました。
これから就活を始められる方は是非、参考にしてください。
※トップ画像はイメージです。インタビュー当事者ではありません。
Q1:就職活動を始めた時期と就職活動を終えた時期を教えてください。
大学3年の4月〜大学4年の6月
Q2:内定獲得企業と就職先企業を教えてください。また、その就職先企業を選んだ理由を教えてください。
- 内定先:丸紅・ニトリ・日本TCS・東京にあるデジタル広告代理店2社
- 就職先:丸紅
Q3:夏や冬のインターン参加企業数と本選考参加企業数を教えてください。
- インターン参加企業数:0社
- 本選考参加企業数:18社
Q4:企業探しや業界研究を行うために使っていたwebサービスを教えてください。またそれぞれのwebサービスをどのように使っていたかを教えてください。
- ワンキャリア:前年度の選考体験談を参照して選考対策をしていました。
- 外資就活:自分自身のキャリアについての知見を蓄積しました。
- 就活会議:今年度の選考情報を収集し、前年度比で今年の傾向を掴んでいました。
- ユニスタイル:ESを書く際に自分の内容が唯一無二のものなのか他者比較で確かめるために使っていました。
- ビズリーチキャンパス:OBOG訪問を積極的に行っていました。
- マッチャー:面接練習やES添削を社会人の方にお願いしていました。
Q5:就職活動開始当初の志望業界や志望職種を教えてください。
- 志望業界:広告・映画
- 志望職種:営業・マーケティング
Q6:就職活動が進むにつれて志望業界や志望職種は変わりましたか?また、それはなぜですか?
第一志望は最後まで総合広告代理店でしたが、商社やメーカーといった私のバックグラウンドが活かせる業界の本選考にも参加しました。
Q7:就職活動で一番大変だったことを教えてください。
とにかく書くことが嫌いな私はESでたくさん落ちました、、、
インターンに参加できていない理由もESが鬼のようにヘタクソだからです(笑)
Q8:就職活動を通して楽しかったこと、やりがいを感じたことがあれば教えてください。
・200人以上の社会人とお話できたこと
これは本当に新卒就活生の特権だと思います。
就活(OBOG訪問・本選考)を通して200人以上の多種多様な社会人の方にお世話になりました。
視野が狭かった私にとって、海は限りなく広いということを学ぶ良い機会でした。
Q9:OB・OG訪問はされましたか?またどのようにOB・OGを探しましたか?
ビズリーチキャンパス、マッチャー、LinkedIn、大学のキャリアセンターを通して30人以上の方にお話をお伺いしました。
目指していた広告・映画業界には私の大学のOBOGが1人か2人しかいなかったので、使えるツールは全て駆使してひたすら社会人の方にメッセージを送りました。
余談ですが、LinkedInでメッセージを送りすぎたため、某広告会社の人事部から大学に電話が入ったこともありました(笑)
Q10:ESを作成するにあたりどんなことに気を付けていましたか?また、作成するにあたり支援を受けた人やサービスがあったら教えてください。
・他の就活生との差別化。
「自分が話せるか」より、「他の人と被らない」を優先してガクチカや志望動機のエピソードを選んでいました。
・いかに面白く書くか。
ESの見出しに命をかけていました。
形容詞をつけることで効果的に個性を出していました。
・とにかく沢山の人に見てもらう
面白い文章を書こうとするあまり、伝わりづらい文章になってしまうことをずっと課題だと感じていました。そこで、第3者の方に積極的に意見を仰いでいました。
友達に見てもらうことはもちろん、マッチャーで社会人の方にES添削をお願いしていました。第一志望だった企業のESは特に自信がなかったので、10人以上の方に添削をお願いしました。
Q11:面接対策はどのように取り組まれましたか?また、対策するにあたり支援を受けた人や良いサービスがあったら教えてください。
仲の良い友達とマッチャーで知り合った社会人の方にお願いしていました。
初対面の面接官よりも、自分のことを熟知している友達との面接練習の方が、良い意味で痛いところを突かれました。その甲斐あって本番での深掘りは物足りなかったくらいでした。
Q12:Web試験対策はどのように取り組まれましたか?また、対策するにあたり支援を受けた人やサービスがあったら教えてください。
ひたすら参考書を解きました。ESと同じくらいWebテストが嫌いだったので、最後の最後までサボっていました。本選考解禁直前に高校のテスト前日のように焦って詰め込んだのは良い思い出でしたが、皆さんには全くおすすめできません(笑)
Q13:グループディスカッションの対策はどのように取り組まれましたか?また、対策するにあたり支援を受けた人やサービスがあったら教えてください。
チームにとって嬉しい存在になることを意識しました。
成果物の論理性が重要視されるGDもあれば、チームの雰囲気作りにどう貢献したかが優先されるGDもあると思います。
「GDのチームに足りていない要素×自分が貢献できる能力・個性」を掛け合わせたら自ずと取るべき行動・戦略が見えてくると思います。
とはいえ基本的には、他者を否定しない、傷つけない・自分もGDを楽しむくらいのマインドで立ち向かえば恐れるものはなしです!
Q14:その他、選考対策にあたり取り組まれていたことがあれば教えてください。また、対策するにあたり支援を受けた人やサービスがあったら教えてください。
同じ企業を目指す友達を増やす。
繰り返しにはなりますが、私の大学はメディア業界への就職があまり強くない大学です。
その中でも有益な情報を獲得し、有利に選考を進めることができたのは、東京の早く慶ぶ大学在学の方と知り合えたからだと考えています。
私の場合は企業のオープンチャットでGDや面接対策を行いたい方を募り、そこで関わった方と交流を深めました。
完全に余談ですが、就活が終わった今でも連絡を取り合うくらい仲良くなれたことは本当に尊いことだと感じています。
Q15:自身の就職活動を振り返って、うまくいったこと、うまくいかなかったことをそれぞれ教えてください。
ありきたりですが、最後まで自分を信じて妥協を許さないことに尽きると思います。
私は第一志望だった広告会社は最終面接で落ちてしまい、一度は人生に絶望してしまいました。それでも自分の存在意義を示せる場所があると信じ、走り続けた結果、最後の最後で素敵な会社と巡り合うことができました。途中に内定をいただいている会社で落ち着いてしまおうという考えが何度も脳裏をよぎりましたが、最後までこだわり続けたことが功を成したと考えています。
一方で上手くいかなかったこととしては、業界を絞るのがあまりにも早すぎたことです。
ずっと広告業界への憧れがあったので、夏のインターンは志望していた2社の広告代理店にしかエントリーしませんでした。本選考まで1ヶ月を切った時期になってようやく他の会社を見始めたのですが、業界理解と企業分析の質と量が乏しくES執筆にあたりかなり苦労しました、、、
Q16:就職活動を終えられて、残りの学生生活はどのように過ごそうと考えていますか?また、どのような社会人を目指していますか?
ガクチカを完成させたいです!!!
就活開始と同時期に友人とビジネスを始めました。
就活の本格化に伴い時間があまり取れず、プロジェクトを進行することができなかったため、ガクチカの成果の部分はいつも空白でした。
就活から解放されて自由になった今、思う存分爆発していきたいと考えています!
あと学業の面では台湾に留学行きたいです!!!
プライベートでは韓ドラをとことん一気見します!!!
Q17:最後に、就職活動に関して23卒の方にアドバイスをお願いします。
新卒の就活はめちゃくちゃ不合理なシステムで、大した目利きでもない人が「うちの会社にこの人はあうかな?」というとてつもなくふわふわした目線で合否を決めるものだと思っています。
決してあなたの能力や人格の優劣をみているわけではないですし、落ちたからといってあなたが劣っているわけでは絶対にないです。
就活は単に会社とバイブスが合うか合わないかのお見合いデートなので、会社に合わせすぎず、「あなたらしさ」を1番に大切にして楽しんでください!陰ながら応援しています!!
〈文=株式会社シグマライズ 代表取締役社長 社会保険労務士 斎藤 清二(@sigmarize)〉
株式会社シグマライズでは、23卒向けに「就職支援コミュニティ【α】」というLINEのオープンチャットにて就活生の支援を行っています。22卒のコミュニティ参加者にもサポーターとしてコミュニティに残ってもらっていますので先輩に相談することも可能です。
サービスの詳細について知りたい方は、こちらのサービス紹介ページから詳細確認下さい。