就活体験記

私の就活こうだった~【22卒】私立大学/富士通株式会社内定者~

株式会社シグマライズ(ΣTIMES運営会社)が運営している就職支援コミュニティ参加者で就職活動を終えられた方にインタビューを行いました。

これから就活を始められる方は是非、参考にしてください。

※トップ画像はイメージです。インタビュー当事者ではありません。

Q1:就職活動を始めた時期と就職活動を終えた時期を教えてください。

  • 始めた時期:2020年5月
  • 終えた時期:2021年6月

Q2:内定獲得企業と就職先企業を教えてください。また、その就職先企業を選んだ理由を教えてください。

  • 内定獲得企業:富士通、他5社(IT関連)
  • 就職先企業:富士通 規模感・DXに力を入れていこうとする変革の姿勢・ITを仕事にして行くうえで必要なスキルを身につけていくことが出来る環境だと考えたため

Q3:夏や冬のインターン参加企業数と本選考参加企業数を教えてください。

  • インターン参加企業:約15社
  • 本選考参加企業数:約40社

Q4:企業探しや業界研究を行うために使っていたwebサービスを教えてください。またそれぞれのwebサービスをどのように使っていたかを教えてください。

ワンキャリア、エンカレッジ、マイナビ、リクナビ、外資就活、type就活

業界研究・企業研究には、主にワンキャリアの「合格の秘訣」を見たり、unistyleの特集記事を見たりしていました。

就活を始めたばかりの頃は経験を積むために、インターンにエントリーしたり、面接・GD対策イベントに参加したりしていました。

Q5:就職活動開始当初の志望業界や志望職種を教えてください。

IT業界、エンタメ業界

Q6:就職活動が進むにつれて志望業界や志望職種は変わりましたか?また、それはなぜですか?

夏・冬インターンを通して、広く業界を見ましたが、変化はありませんでした。

ただ、エンタメ業界よりもIT業界の方が志望度は強くなりました。

Q7:就職活動で一番大変だったことを教えてください。

精神的なことでいうと、サマーインターンに落ちまくったころが気持ち的に一番落ち込み大変でした。

また、予定が詰まっていて大変だったという意味では、1月頃に面接経験を踏むために早期選考に多くエントリーした結果、思ったよりも選考が進み1日3~4の就活予定+毎日面接が入っていた頃が大変でした。

Q8:就職活動を通して楽しかったこと、やりがいを感じたことがあれば教えてください。

面接がよく通るようになってからは自信もついて、面接官との会話を楽しいと思えるようになりました。

Q9:OB・OG訪問はされましたか?またどのようにOB・OGを探しましたか?

知り合いの先輩にお話を聞いたことは多くありましたが、全く関わりのない社会人・内定者の方にOB・OG訪問はしませんでした。

Q10:ESを作成するにあたりどんなことに気を付けていましたか?また、作成するにあたり支援を受けた人やサービスがあったら教えてください。

大量のESに目を通す企業側の方々の立場を考え、結論ファーストは大前提でした。そして、自分以外の人間が文章を読んで、理解出来る文章かどうかということを気を付けていました。

志望度が高い企業に関しては、先輩やメンターの方に添削をしていただいていました。加えて、ワンキャリアなど、過去の選考において通過したESに目を通していました。

Q11:面接対策はどのように取り組まれましたか?また、対策するにあたり支援を受けた人や良いサービスがあったら教えてください。

まずはネットなどに載っている想定質問集を拾ってきて、事前にある程度質問の答えを考えておきました。

また、企業ごとの対策としては、ワンキャリアなどの体験談から、実際にその企業で聞かれた質問に目を通して、答えられるように用意しました。

就活を始めたばかりの頃は、模擬面接のイベントに参加し、冬からは早期選考にエントリーすることで、3月の本選考が始まる頃には面接慣れ出来ていました。

Q12:Web試験対策はどのように取り組まれましたか?また、対策するにあたり支援を受けた人やサービスがあったら教えてください。

SPIに関しては、まず赤本と呼ばれる「これが本当のSPI3だ!」の本を解きました。赤本が解けるようになったら、青本と呼ばれる「史上最強SPI&テストセンター超実践問題集」を何周も解いて、分からない問題を出来る限り潰せるようにしていました。

加えて、マイナビの模擬テストや、ダイヤモンド就活の模擬テスト、WEBテストが受けられる企業を探して実際のWEBテストを解くなどすることで、理解を深めていました。

Q13:グループディスカッションの対策はどのように取り組まれましたか?また、対策するにあたり支援を受けた人やサービスがあったら教えてください。

エンカレッジや就活コミュニティのGDイベントに参加することで、実践の場を踏んでいました。

また、「東大生が書いた~」という書籍シリーズを買って読むこともしていました。ただ、今考えるとやはり本からインプットするだけではなく、アウトプットする機会が大事だったと思います。

Q14:その他、選考対策にあたり取り組まれていたことがあれば教えてください。また、対策するにあたり支援を受けた人やサービスがあったら教えてください。

特にありません。

Q15:自身の就職活動を振り返って、うまくいったこと、うまくいかなかったことをそれぞれ教えてください。

うまくいったことは、早い段階で面接が自分にとって苦手であると気づけていたため、対策を取り、3月の本選考が始まる頃には面接慣れが出来ており、面接の通過率が高かったことです。面接対策イベントや早期選考にエントリーして、面接の場を増やすことで、実際にどういう質問が聞かれることが多いのか、ということが分かりました。また、それらの質問に対する答えを用意する+どういう答えが面接官にとって評価を得やすいのかということが、早い段階で実践的に試すことが出来ました。

一方で、選考有りのサマーインターンに1つも合格しなかったので、そこの優遇が受けられなかったのはうまくいかなかったことにあたります。

Q16:就職活動を終えられて、残りの学生生活はどのように過ごそうと考えていますか?また、どのような社会人を目指していますか?

文系未経験からIT業界への就職ということで、時間のある学生のうちに基本情報技術者の資格を取得できるよう勉強していこうと思っています。

あとは、時間がたくさんあるからこそ出来ることを探して、今しか出来ない経験をしたいと考えています。

また、社会に出てからは、「富士通の●●」というような会社の名前に依存するのではなく、自分の名前を看板に社会で働いていけるような社会人になるために勉強を積み重ねていきたいです。

Q17:最後に、就職活動に関して23卒の方にアドバイスをお願いします。

就活をしていると、上手くいかず落ち込むことがあると思います。「社会から必要とされていないのでは?」と思う瞬間もあるかもしれません。

そんな時、自分という存在を否定しないでほしいです。選考における自分を客観的に見つめてみてください。これからもっと改善出来るであろう伸びしろの部分に焦点を当てて、トライ&エラーを繰り返してみてください。

ただ、会社との相性も、運の要素もあります。「落ちるときは落ちる!自分を落とす企業は見る目無い!次!」という気持ちの切り替えも大事になります。

また、周りのペースに引きずられることなく、自分のペースで就活を進めていくことも、とても大切なことだと感じています。誰かが早い段階で内定を獲得し、そういった話が耳に入ってきて焦ることもあるかと思います。ただ、人には人の人生、人には人の就活です。自分が納得出来る形で就活を進めることが大切です。

ここからはサマーインターンが上手くいかなかった人間から伝えたいことです。

インターンは、自分が思っている以上に落とされるものです。「インターンの日程がかぶってしまうからこの企業は出さないでおこう…」と思って出さないのはもったいないです。気になった企業は全部出しておくことをおすすめします。

また、サマーやウィンターのインターンが上手くいかなくても、落ち込む必要はないです。お祈りメールが来ると、落ち込む気持ちはとても分かります。ただ、結果には結びつかなかったとしても、インターン選考を受ける中でESがブラッシュアップされていったり、たくさんのタスクを同時にこなす経験をしたり、面接の経験を積んだりと、その1つ1つが必ず自分のためになっています。インターンに向けて動いたその事実がもう100点です。

これはすべての人に言える事ではないかもしれませんが、個人的には、たくさん選考に落ちる経験を夏にしていたことがとても良かったです。サマーインターンが上手くいくに越したことはありません。ただ、なかなか思い通りにいかなかったとしても、選考は案外落ちるものと知る/変に1つの企業に固執しなくなるなど、本選考の前にこのメンタルが出来上がったことは、早めに動いておいて良かったと思う大きな理由です。

先着順や抽選など選考の無いインターン・ワークショップにもどんどん参加すると良いと思います。元々興味のなかった業界のことを1日で知ることが出来て意外な志望業界が出てくる・ウィンターインターンの準備が出来る・思わぬ形でリクルーターがつく、など良いことはてんこもりです。

ずっと就活し続けるのはきついと思うので、やるときはやる!休む時は休む!とメリハリのついた日々を送るのがおすすめです。頭のどこかにずっと就活の事があって気になって仕方ない…となるかと思いますが、それを忘れるくらい思いっきり遊ぶ・休む日を作るのも大事です。

不安がたくさんあると思いますが、考え方を変えてみれば、これまでの人生を振り返りじっくりと考える良い機会です。

無理はしすぎず、自分のペースで一歩一歩進んでみてください。

〈文=株式会社シグマライズ 代表取締役社長 社会保険労務士 斎藤 清二(@sigmarize)〉

株式会社シグマライズでは、23卒向けに「就職支援コミュニティ【α】」というLINEのオープンチャットにて就活生の支援を行っています。22卒のコミュニティ参加者にもサポーターとしてコミュニティに残ってもらっていますので先輩に相談することも可能です。

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